【2026年版】Box上のファイルをGoogleドライブに移動する方法(無料)

BoxとGoogle Driveの移行を完了するには、従来の方法であるファイルの手動ダウンロード・アップロード以外にも、より簡単な方法があります。ここでは、BoxからGoogle Driveへファイルを直接移行する方法をご紹介します。

By Aeri    更新日: 2026年08月26日

目次:

BoxとGoogleドライブを比較してみる

ご存知かもしれませんが、Boxは多くのクラウドストレージサービスにはない機能を備えた有名なクラウドサービスです。Boxを使用する利点の1つは、一部のクラウドユーザーがGoogle Docsの熱狂的なファンでありながら、もう一部のユーザーがMicrosoft Office信者です。Boxを使用するとどちらの形式のファイルでも両方を使用してコンテンツを送信できます。ただし、企業プランを購入しない限り、Boxのユーザーは5GBを超えるファイルを処理できません。無料プランまら、さらに250 MBに制限されています。ですので、より多くのファイルを保存したり、処理したりするため、Boxから他のクラウドストレージに乗り換えるのを検討する必要がありそうです。

BoxとGoogleドライブを比較

BoxはGoogle DocsとOffice Onlineの両方をサポートしており、ファイル共有機能が優れていると思われますが、Googleドライブには下記のメリットがあります。

  • Boxの無料ユーザーに提供されるストレージ容量は10GBですが、Google Driveは15GBの無料ストレージを提供しています。クラウドストレージを無料で利用したいユーザーにとって、Google Driveのほうがより多くの容量を利用できます。
  • Boxはすべてのビジネスプランで無制限のストレージを提供していますが、1ファイルあたりの最大アップロードサイズは150GBまでです。一方、Google Driveは最大5TBのファイルに対応しているため、大容量ファイルを扱う場合に適しています。
  • Boxのビジネスユーザーが1日に同期できるデータ容量は最大100GBですが、Google Driveでは1日あたり最大750GBまで同期できます。大量のデータを日常的に同期する場合は、Google Driveのほうが便利です。
  • Google DriveはGmail、Meet、カレンダー、ChatなどのGoogle Workspaceアプリと緊密に連携できます。Googleのサービスを頻繁に利用するユーザーにとって大きなメリットです。また、大容量ファイルを頻繁にアップロードしたり、毎日大量のデータを同期したりする場合は、Box DriveよりもGoogle Driveがおすすめです。 

Google Driveにはこのようなメリットがあるため、多くのユーザーがBoxからGoogle Driveへのファイル移行を検討する理由となっています。特に、大容量の動画ファイルをGoogle Driveへ移行したい場合にも適しています。

MultCloudを使ってBoxをGoogleドライブに移動

MultCloudはWebサービスでアプリをインストール必要がなく、複数のクラウドストレージアカウントを一ヶ所に取りまとめて管理できます。ここの管理とはクラウドストレージの間でファイルを直接に転送、同期、バックアップすることです。MultCloudを経由でBoxとGoogleドライブを連携し、ダウンロード・アップロードせずに、Box上のファイルをGoogleドライブに移行できます。

MultCloud

現在、Googleドライブ、Box、MEGA、Dropboxなど30を超える主流クラウドストレージをサポートします。もちろん、Google Workspace、OneDrive for Business、Dropbox Businessなどのビジネスクラウドもサポートされています。

直接移行: 1つのMultCloudアカウントで、Google DriveとBoxを連携し、ダウンロードすることなく、Cloud Backup、Cloud Sync、Cloud Transfer、Team Transferなどの機能を使って、2つのクラウド間でファイルやフォルダを直接移行できます。
30以上の主要クラウドに対応: BoxとGoogle Driveだけでなく、MultCloudはMEGA、Dropbox、OneDrive、SharePoint、Googleフォト、FTP/SFTP、NAS、iCloudドライブ・iCloud写真、G Suite、OneDrive for Business、Dropbox Business、Amazon S3、Backblaze、pCloud、Wasabi、IDrive e2、4shared、Icedriveなど、さまざまなクラウドサービスに対応しています。Google DriveとG Suiteの両方を利用している場合は、G SuiteアカウントをMultCloudに追加して、DropboxからG Suiteへファイルを移行することもできます。
柔軟な選択: Box内のすべてのデータを移行することも、必要なファイルやフォルダだけを選択して移行することもできます。また、ファイル拡張子を指定して、特定の種類のファイルだけを転送するフィルター機能も利用できます。
自動化: MultCloudには「スケジュール」機能があり、移行や同期タスクを自動化できます。毎日、毎週、毎月、または指定した日時にタスクを実行するよう設定できます。
大容量ファイルにも対応: MultCloudでは、動画や映画などの大容量ファイルもクラウド間で移行できます。パソコンに一度ダウンロードしてから再アップロードする必要がないため、大容量データの移行にも便利です。

ステップ 1. MultCloudアカウントを作成

MultCloudのHPにてアカウントを作成してサインインします。

アカウントを作成

ステップ 2. クラウドストレージアカウントを追加

「クラウドを追加」を選択し、右側よりBoxとGoogleドライブのアイコンをそれぞれクリックしてクラウドストレージサービスのアカウントをMultCloudに追加します。

クラウドを追加

ヒント:一度に追加できるクラウドアカウントは一つだけです。複数のアカウントがある場合、追加の操作を繰り返してすべてのアカウントを追加します。

ステップ 3. 「クラウド転送」機能でBoxをGoogleドライブに移行

「クラウド転送」をクリックして次の画面へ進みます。同期の設定画面にBoxを同期元として選択し、Googleドライブを同期先として選択して「今すぐ転送」を選択すると同期がスタートします。

BoxをGoogleドライブに移動

ヒント:

  • 左下の「オプション」をクリックすると、転送先に同名ファイルが存在する場合の処理方法を設定できます。ファイルをスキップ、上書き、名前を変更するなどの方法を選択できるほか、転送完了後にソース側のファイルを削除する設定も可能です。また、「Eメール」や「フィルタ」もカスタマイズできます。Boxから特定のファイルだけを移行したい場合は、サブスクリプション登録後に「フィルタ」機能を利用できます。
オプション
  • 「スケジュール」を利用すると、転送タスクを定期的に自動実行できます。指定した時刻、毎日、毎週、毎月など、目的に合わせてスケジュールを設定できます。初回の転送後にソース側で追加・変更されたデータを継続的に移行したい場合にも便利です。
スケジュール
  • サブスクリプション登録すると、フィルタ、スケジュール、高速転送スレッド(2スレッドから10スレッドへ)など、すべてのプレミアム機能を利用できます。

上記の手順を実行すれば、MultCloudを使ってアカウントを切り替えることなく、BoxからGoogle Driveへすばやくデータを移行できることが分かります。「クラウド転送」だけでなく、MultCloudには「クラウド同期」「クラウドバックアップ」「リモートアップロード」など、さまざまな便利な機能も用意されています。

  • 「クラウド同期」:必要に応じて、あるクラウドから別のクラウドへファイルを同期できます。さらに、リアルタイム同期を利用すれば、ソース側で発生した変更を自動的に転送先のクラウドへ反映できます。
  • 「リモートアップロード」:Torrentファイルやマグネットリンクを解析し、ファイルを指定したクラウドへ直接アップロードできます。例えば、TorrentファイルをMEGAへ直接ダウンロードすることも可能です。この機能を利用すれば、お気に入りの映画などをクラウドに保存して、自分だけのプライベートな動画ライブラリを構築できます。
  • その他の機能:MultCloudを利用すると、複数のクラウドストレージを1つのプラットフォームで管理できます。「切り取り」「アップロード」「移動」「共有」など、さまざまな操作に対応しています。パソコンやスマートフォンに保存されているファイルをGoogle Driveへアップロードして、ローカルストレージの空き容量を確保することもできます。

BoxからGoogle Driveへ移行する3つの従来の方法

BoxからGoogle Driveへ少数のファイルだけを移行したい場合は、まずBoxから対象データをローカルデバイスにダウンロードし、その後Google Driveへ手動で再アップロードする方法があります。これはBoxからGoogle Driveへデータを移行する一般的な方法ですが、状況によっては十分に役立ちます。操作も比較的簡単です。

以下の3つの方法は基本的な考え方は同じですが、BoxとGoogle Driveを連携する手順がそれぞれ異なります。

方法1:BoxのファイルをGoogle Driveへ手動でアップロード

ステップ 1. Boxにログインし、Google Driveへ移行したいファイルを選択します。「ダウンロード」をクリックして、ローカルデバイスに保存します。

Boxからファイルをダウンロード

ステップ 2 .Google Driveの公式サイトにアクセスしてアカウントにログインします。「+新規」をクリックし、メニューから「ファイルのアップロード」または「フォルダのアップロード」を選択します。

Googleドライブにファイルをアップロード

ステップ 3 .ローカルデバイスに保存したBoxのファイルを選択し、「開く」または「アップロード」をクリックしてGoogle Driveへ移行します。

制限事項:

  • まずBoxからファイルをローカルデバイスへダウンロードする必要があり、ローカルストレージの容量を消費します。
  • ブラウザから手動で再アップロードする必要があるため、大容量ファイルの移行には時間がかかる場合があります。
  • アップロード中はブラウザのタブを閉じることができず、処理が中断されると最初からやり直す必要があります。
  • ブラウザ側のアップロード制限の影響を受ける場合があります。

方法2:ドラッグ・ドロップでBoxからGoogle Driveへ移行

ステップ 1. Google Driveへ移行したいファイルを右クリックして、Boxからファイルをダウンロードします。

ステップ 2. Boxからダウンロードしたデータが保存されているフォルダを開き、ファイルをGoogle Driveのフォルダへ直接ドラッグ・ドロップします。

Googleドライブのフォルダ

ステップ 3. ファイルをドロップすると、ファイルやフォルダのアップロードが自動的に開始され、BoxからGoogle Driveへの移行が完了します。

制限事項:

  • 多数のサブフォルダを含む大規模なフォルダでは、ドラッグ・ドロップが正常に動作しない場合があります。
  • 誤って別の場所へファイルをドロップしてしまう可能性があります。
  • ダウンロードとアップロードの両方が必要なため、時間がかかります。
  • ブラウザを閉じると処理を続行できない場合があります。

方法3:Google Driveアプリを使ってBoxのファイルを移行

ステップ 1. まず、Boxから移行したいファイルをダウンロードします。

ステップ 2. PCにパソコン版ドライブをダウンロード、インストールして起動し、ログインします。

ステップ 3. システムトレイにあるGoogle Driveのアイコンをクリックし、「歯車」を選択して「設定」画面を開きます。

設定

ステップ 4. 左側の「マイ ノートパソコン」をクリックし、「フォルダを追加」を選択して、Boxからダウンロードしたフォルダを指定します。

フォルダを追加

ステップ 5. 「Google Driveと同期する」を選択し、「完了」>「保存」をクリックすると、BoxのファイルがGoogle Driveへ同期されます。

Google Driveと同期する

制限事項:

  • 事前にGoogle Drive for Desktopをダウンロードしてインストールする必要があります。
  • Boxのファイルを先にダウンロードし、その後パソコン版ドライブを介してアップロードするため、移行に時間がかかります。

BoxからGoogle Driveへ移行する方法を比較

ここまでの内容から、BoxからGoogle Driveへ移行する方法の違いが分かります。以下に各方法のメリットとデメリットをまとめます。

方法 メリット デメリット
方法1:MultCloudでBoxからGoogle Driveへ直接無料移行 直接移行・自動化・柔軟・大容量データにも対応・アプリ不要 MultCloudアカウントの登録が必要
方法2:Webアプリで手動ダウンロード・アップロード 少量のデータに適している 手動操作・時間がかかる・ダウンロードとアップロードが必要
方法3:BoxのファイルをGoogle Driveへドラッグ・ドロップ 少量のデータに適している 手動操作・時間がかかる・ダウンロードとアップロードが必要
方法4:Boxのファイルをダウンロードしてパソコン版ドライブでアップロード 少量のデータに適している 手動操作・時間がかかる・ダウンロードとアップロードが必要・アプリのインストールが必要

上記の比較から、MultCloudはBoxからGoogle Driveへ直接移行したい場合に便利な方法です。すべてのファイルを一括で移行するだけでなく、必要なファイルだけを選択して移行できる点もメリットです。

BoxからGoogle Workspaceへ移行する際のヒント

Box for Businessを利用していて、Box for BusinessからGoogle Workspaceへ移行したい場合は、MultCloudのチーム転送が便利です。アカウントを対応付けながら、ビジネスクラウド間でデータをまとめて移行できます。

ステップ 1. 「クラウドを追加」>Box for Businessをクリックし、画面の指示に従ってBox for Businessを追加します。同様にGoogle Workspaceも追加します。

Box for Businessを追加

ステップ 2. 左側のメニューから「チーム転送」を選択し、「ソースクラウドを追加」でBox for Businessを、「ターゲットクラウドを追加」でGoogle Workspaceを指定します。

チーム転送

ステップ 3. 中央の「バッチマッチ」をクリックし、「オートマッチ」を選択します。

ステップ 4. 「今すぐ転送」をクリックすると、Box for Businessの各アカウントからGoogle Workspaceの対応するアカウントへファイルを移行できます。

移行後は、Google Workspaceからすべてのファイルを確認できます。必要に応じてBoxアカウントを削除することも、そのまま残しておくこともできます。

また、BoxからGoogle Driveへファイルを移行する場合は、「コピー先」機能を使って、Boxから別のアカウントへファイルをコピーしたり、Google Driveへコピーしたりすることもできます。ダウンロードは必要ありません。

MultCloudについて

BoxからGoogle Driveへコンテンツを簡単に移行したい場合、MultCloudを利用すると、複数のクラウドストレージを1つのアカウントから管理し、クラウド間でファイルを直接転送できます。クラウド転送を使えば、ローカルデバイスに一度ダウンロードしてから再アップロードする必要がありません。

MultCloudの認証にはOAuthを採用しているため、Google DriveやBoxを追加する際に、MultCloudへ各クラウドのパスワードを直接入力する必要はありません。OAuthによって、ユーザーの認証情報を共有せずに外部サービスとの連携を行えます。

MultCloudを利用すれば、BoxからGoogle Driveへの移行だけでなく、例えばDropbox BusinessからBox for Businessへの移行など、さまざまなクラウド間のデータ移行にも対応できます。

よくある質問

1.MultCloudの料金はいくらですか?

料金は通信量によって異なります。月に転送するデータが30GB未満の場合はMultCloudの無料プランが十分です。たくさんのファイルを頻繁に同期・転送する必要があれば、年間プランを選択することをお勧めします。詳しくはここよりご確認いただけます:料金プランの比較

2.BoxからGoogleドライブへの移行にはどのくらい時間がかかりますか?

移行の速度は、移行する予定のデータのサイズによって異なります。通常、MultCloudは数週間でペタバイトまでのデータを転送できます。

3.転送タスクが失敗した場合、通信量は計算されますか?

失敗となったタスクにおいての通信はカウントされません。なお、タスクをすぐに再開できますのでご安心ください。

4.MultCloudは1回限りクラウドストレージ全体を移行できますか?

もちろん、MultCloudは1回限りの移行をサポートしています。転送するファイルがたくさんある場合はタスクの作成時に、設定画面にサブディレクトリではなくBoxをソースとして選択して、MultCloudがBox上のファイルを一度に転送できるようにすることができます。

5.BoxからGoogle Driveへの移行にはどのくらい費用がかかりますか?

料金は移行するデータ量などによって異なります。転送データが5GB未満の場合、MultCloudでは料金が発生しません。定期的に移行する必要がある場合は、年間プランの利用を検討するとよいでしょう。

6.BoxからGoogle Driveへ移行する際の制限はありますか?

Google Driveには、1日あたりのアップロード容量やフォルダ階層、ファイル数などに制限があります。大量のデータを移行する場合は、Google Drive側の容量や転送制限を確認してから実行すると安心です。

Aeri · 編集者
長期にわたり執筆の世界に身を置き、その上プロジェクトに豊富な経験があります。実用的なコンテンツの構築だけでなく、クラウド転送・同期・バックアップの策略に関する見解を共有することに熱中しています。