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ユーザーケース:OneDriveを複数の場所に同時に同期できるのか?

 

ユーザーケース

日常の仕事用ドキュメントを保存しているOneDriveアカウントがあります。このアカウントのデータをGoogleドライブやAmazon S3アカウントにも同期する方法はありますか?また、OneDriveにある写真や動画を他のクラウドストレージアカウントに自動同期するにはどうすればいいですか?手動でダウンロードして再アップロードするのは時間がかかりすぎるので避けたいです。

- Yahoo知恵袋からの質問

なぜOneDriveを複数場所に同期する必要があるのか?

OneDriveは、Microsoftが提供するオンラインストレージサービスで、ユーザーはファイルをクラウドに同期し、Webブラウザやモバイル端末からいつでもアクセスできます。ノートパソコンで作業中でも、タブレットで家族の写真を閲覧中でも、スマートフォンで音楽を聴いている時でも、OneDrive内のファイルにアクセス可能。これにより、自分宛にメールでファイルを送信したり、USBドライブを持ち歩いたりする面倒な手間を節約します。

OneDrive
OneDrive

しかし、無料のクラウドストレージサービスが増えるにつれ、多くのユーザーはより大容量のストレージ空間と高品質なサービスを求めて、複数のクラウドストレージアカウントを併用するようになりました。この場合、ファイルの転送や同期が課題に。複数のOneDriveフォルダを同期したり、OneDriveのファイルを別のクラウドドライブに同期したりするには、何度もアカウントを切り替える必要が出てくるかもしれません。

各アカウントのデータを効率的に活用するためには、適切な同期とバックアップが不可欠です。こうすることで、OneDrive内で簡単にファイルを共有・管理できるだけでなく、万が一OneDriveアカウントが利用不能な場合でも、他のアカウントから必要な写真や動画、表データを取得できるようになります。

OneDriveを他の複数のクラウドと直接に同期「最も簡単」

通常、Microsoft公式のOneDriveアプリケーションでは、ローカルとOneDriveクラウド間の同期しかできず、クラウド間の同期や、ましてや1つのクラウドから複数のクラウドドライブへの同期は実現できません。

しかし幸いなことに、このニーズを満たすサードパーティ製プログラムが存在します。例えば、オンライン型のマルチクラウドストレージ管理ツール「MultCloud」は、複数のクラウド間でファイルを同期・転送・バックアップでき、1つのソースクラウドから複数のターゲットクラウドへの同期プロジェクトを実行可能です。

MultCloud
MultCloud

WebベースのソフトウェアであるMultCloudには特別な利点があります。第一に、Windows、Mac、Linux、Android、Chrome OS、iOSなどあらゆるOSで動作し、デスクトップ、ノートPC、タブレット、スマートフォンなど全てのデバイスで利用可能です。第二に、使用するにはアカウントを作成するだけでよく、ダウンロードやインストールが不要なため、貴重なローカルストレージを大幅に節約できます。

このクラウドファイルマネージャーでできること:

  • リアルタイムでのクラウドデータ同期:同一プロバイダー内の複数アカウントの同期と異なるプロバイダー間のアカウント同期
  • 高速なクラウドファイル転送:1回のログインで、ファイルをダウンロードすることなくクラウドサービス間で移動可能
  • 簡単なファイル管理機能:コピー、ダウンロード、共有切り取り、貼り付け、削除プレビュー、名前変更、複製などの基本操作を完備
  • セキュリティ保証:SSL経由の256ビットAES暗号化通信、OAuth認証によるクラウドアクセス、サーバーにデータをキャッシュしない

OneDriveの複数アカウント同期したいのは、MultCloudの「クラウド同期」機能を使用して、以下の手順で操作できます。

ステップ 1:MultCloudの公式ホームページにアクセスして、メールアドレスを使用して新規登録を完了します。Webベースのアプリケーションのため、ダウンロードが不要です。

MultCloudにログイン
MultCloudにログイン

ステップ 2:MultCloudにログイン後、左メニューの「クラウドを追加」をクリックして、アカウントタイプに応じてOneDriveまたはOneDrive for Businessを選択し、表示される指示に従い認証を完了します。

OneDriveを追加
OneDriveを追加

他のクラウドアカウントも同様に追加します。「マイオンラインサービス」に追加済みクラウドが表示されます。

マイオンラインサービス
マイオンラインサービス

ヒント:アカウント追加は1回に1つのみ可能です。(複数追加時はこの手順を繰り返し)

ステップ 3:上部メニューの「クラウド同期」を選択し、同期元としてOneDrive(または特定フォルダ)を指定します。

同期元としてOneDriveを選択
同期元としてOneDriveを選択

そして、「同期先」フィールドをクリックしたあと、ポップアップ左下の「複数選択」をチェックし、複数のクラウドドライブ/フォルダを同期先として選択します。

複数のクラウドを選択
複数のクラウドを選択

ステップ 4:「今すぐ同期」をクリックしてプロセスを開始します。

OneDriveとGoogleドライブとGoogle Workspaceを同期
OneDriveとGoogleドライブとGoogle Workspaceを同期

ヒント:

  • OneDriveを自動同期させたい場合は、「ベーシック同期」ではなく「リアルタイム同期」を選択します。これにより、OneDriveのファイルが常に更新されます。
  • 「フィルタ」機能を使えば、拡張子を指定して同期する/しないファイルを一括選択できます。
  • 同期するデータが大きく、完了に時間がかかる可能性がある場合は、ウェブページを閉じてコンピュータの電源を切っても問題ありません。MultCloudはオフライン同期をサポートしています。
  • OneDriveからpCloudへデータをコピーや移行したい場合は、「クラウド転送」機能を使用するだけでタスクを完了できます。
  • OneDriveに大量のファイルがある場合、一度にすべてを転送したいときは、有料プランにアップグレードすると、無料の5GBを超えるデータ転送が可能になります。
クラウド同期のオプション
クラウド同期のオプション
★ベーシック同期内のオプションで有料版は以下の同期モード利用可能です:
ミラー同期:ソースとターゲットのファイルを完全一致(ターゲット側の余分なファイルは削除)
移動同期:同期完了後、ソースディレクトリの同期済みファイルを全て削除
累積同期:ソース側でファイルを削除しても、ターゲット側の同じファイルは保持
更新同期:ソースの追加/変更ファイルを転送前に、ターゲットの全ファイルを削除
増分同期:毎回同期時にターゲット側にサブディレクトリを作成し、ソースの追加/変更ファイルのみ転送
フル同期:毎回同期時にサブディレクトリを作成し、ソースの全ファイルを転送

logo

  • クラウド間同期:異なるクラウドを10種類の同期モード(リアルタイム、双方向、移動同期など)で連携可能。
  • クラウド間転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
  • 安全なファイル共有:パスワード付きでiCloudドライブのファイルを家族や友人と共有可能。
  • チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送する。
  • メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行する。
  • イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存する。
  • ブラウザ拡張機能:ChromeやEdgeの拡張機能を追加すれば、ブラウザから簡単にクラウド間ファイル移動が可能。

OneDriveと複数のローカルフォルダを同期

OneDriveを他のクラウドドライブと同期するだけでなく、複数のローカルフォルダと同期することも可能です。この方法を使えば、OneDriveアカウントを複数のローカルフォルダとリンクさせ、いずれかのフォルダに変更を加えると、他のフォルダも自動的に更新されます。以下の手順を実行する前に、必ずOneDriveデスクトップアプリをインストールしてください。

ステップ 1:パソコン上のOneDriveフォルダを開き、他のローカルフォルダと同期するための新しいフォルダを作成します。

パソコンでOneDriveのフォルダを開く
パソコンでOneDriveのフォルダを開く

ステップ 2:表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして、「管理者として実行」を選択します。

ステップ 3:OneDriveのフォルダでシンボリックリンクの作成します。管理者コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。(例:mklink /C "c:\[OneDrive folder]\[local folder]" "E:\[local folder]")これで、指定したローカルフォルダ内の全てのファイル/フォルダがOneDriveと自動同期されます。

まとめ

この記事では、OneDriveを複数の場所に無料で同期する2つの方法を紹介しました。上記の手順に従って、簡単に同期を設定できます。さらにMultCloudは、OneDrive、Googleドライブ、Box、Dropbox、FTP、MySQL MEGAなど30以上のクラウドサービスに対応しており、異なるクラウドドライブ間でのデータ移行や同期を容易に実現できます。

MultCloudには「クラウド同期」機能に加え、「クラウド転送」、「クラウドバックアップ」や「リモートアップロード」機能も備わっています。そのため、MultCloudがサポートするクラウドドライブがあれば、BoxからOneDriveへの移行や、MEGAへのリモートアップロード、URL・torrentファイル・マグネットリンクを介したOneDriveへのファイルアップロードなど、柔軟な操作が可能です。

よくある質問

1.OneDriveを2つの場所に同期できますか?

はい、OneDriveデスクトップアプリでローカルフォルダと同期し、MultCloudを使ってDropboxやOneDrive、iCloudドライブ、SharePointなど別のクラウド、またはOneDriveの個人用とビジネス用を同期することが可能です。

2.複数のフォルダをOneDriveと同期するにはどうしますか?

MultCloudの同期機能を使用して、別のクラウドにある複数のフォルダをOneDriveと自動同期できます。または、シンボリックリンクを作成して複数フォルダを同期する方法もあります。

3.OneDriveの同期を解除したらファイルは消えますか?

ファイルの同期を解除しても、OneDriveにあるファイルは削除されません。ただし、オンライン上のOneDriveにのみ保存されているファイルは、パソコンのエクスプローラーから参照や編集ができなくなります。

4.OneDriveで同期できるファイル数はどうですか?

OneDriveで同期できるファイル数に上限はありますが、厳密に規定されたファイル数は存在しません。OneDriveの同期アプリは、1つのライブラリで300,000個以下のファイルを同期することをおすすめしており、それ以上のファイル数になるとパフォーマンスが低下する可能性があるとMicrosoftは述べています。

5.OneDriveで登録できる端末の上限数はどうですか?

OneDriveは30台の制限があり、それ以上の同期するPCはインストールしても同期できませんでした。

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