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OneDriveからAmazon Driveに転送する理由は?

OneDriveは、Microsoftが提供するファイルの保存、バックアップ、同期サービスです。各ユーザーに5GBの無料ストレージスペースを提供し、ドキュメント、音楽、写真、動画などのファイルをOneDriveまたはOneDrive for Businessにアップロードして保存・共有できます。Microsoft 365のコア製品として、OneDriveはすべてのMicrosoft Office 365スイートと深く連携しています。

Amazon Drive(別名Amazon Cloud Drive)は、Amazonが提供するクラウドストレージサービスです。特に写真を中心に、ファイルの保存、バックアップ、同期が可能です。Microsoft OneDriveが世界中で利用できるのに対し、Amazon Driveは限られた国でのみ利用可能です。

OneDriveとAmazon Driveは、価格、ストレージ容量、セキュリティ保護の面で似ています。しかし、写真や動画をより効果的に保存したい場合、Amazon Photosを提供するAmazon Cloud Driveの方が適しているかもしれません。OneDriveからAmazon Driveに写真を移動する方法を学べば、家族や友人とAmazon Photosを簡単に共有できます。

OneDriveからAmazon Driveに転送
OneDriveからAmazon Driveに転送

さらに、OneDriveからAmazon Driveにファイルを転送すれば、OneDriveユーザーとAmazonユーザーの間でファイルを簡単に共有できるようになります。以下のチュートリアルでは、OneDriveからAmazon Cloudへの移動を成功させる方法を解説します。また、OneDriveのデータをより安全な場所にバックアップしたい場合は、ボーナスティップ(Amazon S3とOneDriveの連携方法)もご覧ください。

「効率的」おまけ:OneDriveからAmazon S3へ自動でファイルを転送するヒント

クラウド間でデータを移行する典型的な普通の方法は、少ないファイルを別のクラウドに移動する場合には安定して効率的です。しかし、アップロード・ダウンロードの速度が遅いこと、移行時にローカルストレージが必要なこと、アカウントの切り替え操作が煩雑なことから、大量のファイルを移行するには不向きです。

そこで、Webベースの専門的なマルチクラウドストレージ管理ツール「MultCloud」を使用すれば、ダウンロードやアップロード、アカウント切り替えなしで、ワンクリックでOneDriveからAmazon S3へファイルを迅速に転送できます。

MultCloudの主なメリット:

  • クラウド間転送・同期・バックアップを1つのインターフェースで実現:「クラウド転送」、「クラウド同期」、「クラウドバックアップ」、「チーム転送」の機能を利用し、複数のクラウド間で一括データ移行が可能です。
  • 最速と簡単なデータ移行:移行元と移行先を選択するだけで、ワンクリックで超高速な自動転送が可能です。
  • 30以上のクラウドサービスに対応:Googleドライブ、Google Workspace、OneDrive、OneDrive for Business、Amazon S3、Box、Dropbox、Dropbox Business、FTP、WebDAVなど、主要クラウドを幅広くサポートしています。
  • 最高のクラウドファイル管理機能:MultCloudに追加したすべてのクラウドで、アップロード、ダウンロード、削除、プレビュー、名前変更、切り取り、コピー、共有、リモートアップロードなどを直感的な操作で行えます。
MultCloud
MultCloud

残念ながら、MultCloudはAmazon Driveには対応していませんが、代わりにAmazon S3への転送が可能です。ここでは、「クラウド転送」機能を使った、OneDriveからAmazon S3への最速クラウド間転送の手順を簡単にご紹介します。この方法は、他のクラウド間のデータ転送にも応用可能です。

1. MultCloudの「クラウド転送」でOneDriveからAmazon S3に移行

ステップ 1:MultCloudの無料アカウントを作成し、ログインします。

MultCloudにログイン
MultCloudにログイン

ステップ 2:「クラウドを追加」ボタンをクリックし、OneDriveまたはOneDrive for Businessのアイコンを選択して、MultCloudにアカウントアクセスを許可します。同様の手順でAmazon S3も追加します。

OneDriveとAmazon S3を追加
OneDriveとAmazon S3を追加

ヒント:MultCloudでは、OAuth認証システムにより安全にクラウドアカウントを追加でき、無料で複数のクラウドストレージアカウントを一括管理できます。ユーザー名やパスワードを記録される心配はありません。

ステップ 3:「クラウド転送」ページに移動します。

ステップ 4:OneDriveのファイルやフォルダを転送元として選択し、Amazon S3またはその中の特定フォルダを転送先として指定します。

ステップ 5:「今すぐ転送」ボタンをクリックすると、MultCloudが自動でOneDriveからAWS S3への移行を開始します。

OneDriveからAmazon S3に転送
OneDriveからAmazon S3に転送

ヒント:

  • MultCloudは無料ユーザーに月間5GBのデータ転送容量と通常速度を提供します。また、転送完了時に「オプション」でメール通知を受け取れます。
  • 有料プランは月間100GB~無制限の高速転送が可能です。「フィルタ」で特定ファイルのみ転送できて、「スケジュール」で自動転送を設定可能です。
option
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スケジュール
スケジュール

2. MultCloudの「コピー先」でOneDriveからAmazon S3に移行

MultCloudの「コピー先」機能は、コピー元のフォルダとコピー先を選択するだけで完了します。一度に複数のフォルダをコピーする場合に最適です。

ステップ 1:MultCloudにログインし、OneDriveとAmazon S3を追加したら、OneDrive内のコピーしたいフォルダのチェックボックスをオンにします。上部メニューの「コピー先」をクリックします。

OneDriveからファイルをコピー
OneDriveからファイルをコピー

ステップ 2:ポップアップウィンドウで、コピー先のAmazon S3を選択します。「複数選択」にチェックを入れれば、複数の異なる場所に同時にコピーできます。

複数の場所に同時にコピー
複数の場所に同時にコピー

ステップ 3:ポップアップウィンドウの下部にある「はい」をクリックすると、選択したフォルダが指定した場所にコピーされます。

ヒント:同じページで、コピーしたいファイルを選択し、上にある「コピー」をクリックして、Amazon S3のフォルダを開いてから上にある「貼り付け」をクリックし、選択したファイル/フォルダがAmazon S3に保存こともできます。

logo

  • クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
  • クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
  • チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
  • メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
  • イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。

「一般的」OneDriveからAmazon Driveへ手動でファイルを転送

通常、OneDriveからAmazon Driveへファイルを移行するには、OneDriveからファイルをダウンロードし、再度Amazon Cloud Driveにアップロードする必要があります。手順が少し複雑なため、以下のステップを慎重に確認してください。

普通の方法でOneDriveとAmazon Drive間でデータを移行

ステップ 1:OneDriveまたはOneDrive for Businessアカウントで、OneDrive Web版にログインします。

ステップ 2:Amazon Driveに転送したいファイルやフォルダを選択します。

ステップ 3:画面上部の「ダウンロード」ボタンをクリックします。

OneDriveからフォルダをダウンロード
OneDriveからフォルダをダウンロード

ステップ 4:ブラウザのダウンロードフォルダからダウンロードしたファイルを見つけ、解凍します(ZIP形式の場合)。

ステップ 5:Amazon Drive公式サイトにログインします。

ステップ 6:左上の「アップロード」ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから「ファイル」または「フォルダ」を選択します。

Amazon Driveにフォルダをアップロード
Amazon Driveにフォルダをアップロード

ステップ 7:ダウンロードしたフォルダを選択し、ポップアップウィンドウで「開く」をクリックしてアップロードが完了するのを待ちます。

ヒント:ブラウザのフォルダからファイルを直接Amazon Driveのインターフェースにドラッグやドロップすることも可能です。

まとめ

以上の手順に従ってOneDriveからAmazon Driveへファイルを転送すれば、移行中にデータが失われる心配はありません。また、クラウド間で大容量のファイル転送を頻繁に行う必要がある場合、MultCloudが最適な選択肢となるでしょう。

さらに、OneDriveとAmazon S3を同時に使用して統合環境を構築したい場合には、MultCloudの「クラウド同期」機能が役立ちます。10種類の多彩な同期モードを活用すれば、Amazon S3とOneDriveをシームレスに同期させることが可能です。

これで、柔軟なクラウドストレージ管理が実現します!データのバックアップや業務効率化にお役立てください。

よくある質問

1.Amazon Driveはいつサービス終了ですか?

Amazon Driveが、2023年12月31日にサービスが終了すると、Amazon公式から公開されました。理由をAmazon Photosに注力するためだと発表しています。

2.Amazon PhotosとAmazon Driveの違いは何ですか?

Amazon Photosは、写真やビデオを保存できるクラウドストレージサービスです。Amazon Driveは、一般的なファイル形式に対応しているクラウドストレージサービスです。アルバムのアップロード、ダウンロード、表示、編集、作成や、写真やビデオの共有ができます。

3.Amazon Drive上で保存したファイルはどうすればよいですか?

Amazon Driveに保存された全てのファイルは、Amazon Photosのウェブサイトからご利用いただけるようになりました。

4.OneDriveに保存されたファイルはどこに保存されますか?

OneDriveに保存したファイルやフォルダはクラウド上にアップロードされますが、同じものがパソコン内にも同期されます。Windowsの場合はパソコンのローカルストレージ上に作成されるOneDriveのキャッシュ用フォルダに保存されます。

5.OneDriveでファイルを共有すると何が注意ですか?

OneDriveでファイルを共有する際は、セキュリティリスクに十分注意しましょう。IDやパスワードが流出すると、第三者による不正アクセスが発生するおそれがあります。従業員の不用意なファイル共有やアクセス状態のままの離席なども、情報漏えいリスクにつながります。

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