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ユーザーケース:iCloudドライブのアップロードがエラーになったどうすればいいのか?
ユーザーケース
iCloud Driveというファイルアプリで動画を保存しようとしたのですが、雲マークの中に「!」のマークが出ていて、「アップロードエラー」と書かれてあります。 一応自分でも調べたのですが、それらしきのものが無くよく分かりませんでした。 ちゃんとアップロードする方法を教えてください。
- Yahoo知恵袋からの質問
iCloudドライブのアップロードがエラーになってしまう重要な情報をお探しなら、まさに適切な場所です。多くのユーザーからの報告によると、iCloudドライブへのアップロード処理が途中で止まり、完了しないケースがあるようです。では、ファイルをパソコンからiCloudドライブにスムーズにアップロードするにはどうすればよいのでしょうか?
Mac/WindowsでiCloudドライブのアップロードがエラーになる原因
iCloudドライブのアップロードが止まってしまう背景には、さまざまな要因が考えられます。主な原因を以下にご紹介します:
- インターネット接続の不安定さ:通信環境が弱かったり接続が不安定だと、アップロード処理が中断され、止まってしまうことがあります。
- ファイルサイズや数の多さ:大きなファイルや大量のファイルを一度にアップロードすると、処理が遅延したり停止する可能性があります。
- iCloudソフトウェアやOSのバージョンが古い:iCloudやOSが最新版でない場合、互換性の問題が生じ、アップロードに支障をきたすことがあります。
- iCloudのストレージ容量不足:空き容量が不足している、または限界に近づいている場合、新しいファイルをアップロードできなくなる可能性があります。
- ソフトウェアの競合や不具合:iCloudと他のアプリケーションとの競合、あるいはiCloud自体のバグが原因でアップロードがエラーになることがあります。
本日はこれらの問題を解決し、iCloudドライブのアップロードをより速く行うための効果的な方法をご紹介します。
「6つの方法」Mac/WindowsでiCloudドライブのアップロードがエラーになる場合の解決法
iCloudドライブのアップロードが止まる問題を解決するには、まずインターネット接続・OS・iCloudが最新版か確認してください。最新バージョンで多くのアップロード問題が解決される可能性があります。その後、以下の方法をお試しください。
方法1:Macでコマンドを実行
Big Sur以降、MacのiCloudアップロードに影響する不具合が報告されています。アップロード待機状態を一時的に解消するには以下の手順に従ってください。
1. Macで「ターミナル」を開きます。
2. コマンド「killall bird」を入力します。
3. Enterキーを押します。(管理者パスワードの入力が求められます)
4. 認証後、コマンドが実行されiCloudのアップロードが再開します。
方法2:アップロードプロセスを再起動
何らかの理由でMacやWindowsのiCloudドライブフォルダのアップロードが一時停止している場合、以下の手順でアップロードを再開できます:
1. iCloud Driveフォルダを開きます。
2. ファイルをiCloudドライブフォルダからローカルフォルダにダウンロードし、ポップアップウィンドウで操作をキャンセルします。
3. これによりiCloudドライブのアップロード停止が解消され、通常通りアップロードが再開します。
これでiCloudドライブのアップロード問題は解決するはずです。
方法3:同期待ちフォルダ内に新規ファイルを作成
iCloudドライブフォルダ内で同期されていないフォルダがある場合、その中に新規ファイルまたはフォルダを作成することで、同期プロセスを強制的に再開させることができます。これにより、iCloud Driveのアップロードがエラーになる問題が解消されるはずです。
方法4:Web版iCloudドライブで手動アップロード
何らかの理由で通常のアップロードができない場合、iCloud公式サイトから直接ファイルをアップロードできます。手順は以下の通りです:
1. Apple IDとパスワードでiCloudドライブにログインします。
2. インターフェースから「Drive」を選択してiCloud Driveを開きます。
3. 「参照」>「アップロード」アイコンをクリックします。
4. パソコン上のファイルを選択し「開く」をクリックして手動アップロードします。
これでiCloud Driveのアップロード停止問題を回避し、確実にファイルをオンライン保存できます。
方法5:他のアプリを終了して再アップロードを試す
一部のユーザー報告によると、ソフトウェアの競合や不具合が原因である可能性があります。特にVPNや他のアプリがiCloud Driveのアップロードプロセスを妨げている場合があるため、他のアプリをすべて閉じてiCloudドライブにファイルを同期させ、問題が解消するか確認してください。
方法6:デバイスを再起動
iCloudドライブにファイルをアップロードする際にMacまたはWindowsパソコンを使用している場合、再起動を試してみてください。再起動により、iCloud Driveのアップロードが止まる問題を含む多くの不具合が解消される可能性があります。
おまけ:Mac/WindowsでiCloudドライブのアップロードがエラーになる場合の2つのヒント
iCloud Driveへのファイルアップロードを効率的に行うために、以下の2つのヒントをご紹介します。
ヒント1:iCloudドライブへのより良いアップロード方法
実は、iCloudアプリのバージョンに関係なく、直接ファイルをアップロードできる優れた方法があります。それが強力なクラウドファイル管理ツール「MultCloud」の活用です。
- ★MultCloudの特徴:
- iCloudドライブ、iCloud写真をはじめ、Googleドライブ、Google Workspace、Dropbox、OneDrive、Box for business、Box、MEGA、Backblaze、Wasabi、pCloudなど、市場のほぼ全てのクラウドサービスに対応します。
- アップロード時のファイルサイズ制限がありません。
- ブラウザやパソコンを閉じてもオフラインアップロード可能です。
- あらゆるiCloudドライブのファイルタイプをクラウドに安全にアップロードできます。(例:写真をiCloudドライブからiCloud写真に移行する)
以下はMultCloudでiCloudドライブへのファイルアップロード手順です:
1. MultCloudの公式サイトで無料のアカウントを作成し、ログインします。
2. 左側のコントロールパネルから「クラウドを追加」をクリックし、iCloud Driveを選択して、Apple IDとパスワードを入力して追加します。
3. 追加後、iCloudドライブが自動的に表示されます。上部の「ファイルをアップロード」をタップします。
4. iCloudドライブにアップロードしたいファイルを選択 して、「開く」をクリックすると、より高速にアップロードできます。
ヒント:プレミアム版にアップグレードすると、最大10スレッドでの高速アップロード、フィルター機能とスケジュール設定とその他の高度な同期モードなどの高度な機能が利用可能になります。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
ヒント2:iCloudストレージの効率的な管理方法
iCloudのストレージ不足でアップロードがエラーになる場合、以下の方法でiCloudドライブのストレージを減らすことができます:
- 不要なiCloudバックアップを削除:複数のデバイス(古いまたは使用していないデバイスなど)のバックアップがある場合、それらを削除して空き容量を確保しましょう。削除したいバックアップを選択し、「バックアップを削除」または類似のオプションを選びます。
- iCloud写真ライブラリを最適化:iOSデバイスの「写真」設定で「iPhoneストレージを最適化」を有効にします。これにより、デバイスには低解像度の写真が保存され、フル解像度版はiCloudに保管されるため、ストレージを節約できます。
- 不要な写真や動画を削除:「写真」アプリで不要な写真や動画を削除しましょう。また、「最近削除した項目」アルバムも確認してください(削除した項目は30日間ここに残り、その後完全に消去されます)。必要があれば、写真の復元方法をご参照ください。
- 使用しないアプリを削除する:使っていないアプリをアンインストールします。これらのアプリはiCloudストレージにデータを保存している可能性があり、削除することで容量を空けられます。
- iCloudメールを整理:iCloudメールから不要なメール(特に大きな添付ファイルがあるもの)を削除し、「ゴミ箱」フォルダを空にして完全に消去しましょう。
まとめ
iCloudドライブのアップロードがエラーになる問題は、インターネット接続の不安定さやストレージ不足、ソフトウェアの不具合など様々な原因が考えられますが、今回ご紹介した6つの解決方法と2つのヒントを実践すれば確実に改善できます。まずは基本的な対処法としてデバイスの再起動や他アプリの終了から試し、それでも解決しない場合はWeb版iCloud経由での手動アップロードやMultCloudのような専門ツールの活用がおすすめです。
また、定期的にiCloudストレージを整理して空き容量を確保しておくことで、このような問題の予防にもつながります。これらの方法を組み合わせることで、iCloudドライブのアップロード問題を根本から解決し、スムーズなファイルアップロードを実現しましょう。
よくある質問
1.iCloudドライブにビックリマークがついているのはなぜですか?
ビックリマークは、iCloudからデータを取得(ダウンロード)できない状態を警告しています。ビックリマークの付いた写真・ビデオはそのままでは利用することができません。一見なんの問題もないようで読み込みエラーや、ダウンロードできないといった警告が出ます。
2.iCloudドライブに画像がアップロードできない原因は何ですか?
iCloudに写真や動画を保存するには十分な空き容量が必要です。iCloudの標準の領域は5GBしかありません。iCloudストレージの空き容量が不足しているとアップロードされなくなります。
3.iCloudドライブのアップロード状況はどうやって確認しますか?
iCloudドライブへのアップロード状況は、iPhoneであれば「写真」アプリの画面下部に「○○項目をアップロード中」などのメッセージが表示されることで確認できます。Macの場合は、iCloud Driveに保存したファイルやフォルダーに状況アイコンが表示され、iCloudに格納済みやアップロード待ちなどの状況が確認できます。また、iCloud.comでiCloudストレージ容量や、iCloud+のサブスクリプションに登録している場合はアクセスできるプレミアム機能を確認できます。
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