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ユーザーケース:iCloud写真とOneDriveを同期する方法があるか?
ユーザーケース
私はiPhoneユーザーで、iCloud写真をすべてOneDriveに移動したいと考えています。現在、両方のサービスに課金していますが、どちらかを解約したいです。手動でiCloudから写真をダウンロードし、パソコン経由でOneDriveにアップロードするのは避けたいです。Apple写真とOneDriveを同期するのが最も簡単な方法のように思えます。
- Yahoo知恵袋からの質問
iCloudはAppleのクラウドストレージサービスです。文書、画像、動画、音楽などのファイルをオンラインで保存でき、同じApple IDでログインしたiOS/macOSデバイス間で同期されます。iCloudを使えば、他のiCloudユーザーと写真や動画を共有したり、紛失したデバイスに保存されていたデータを管理したりできます。
Microsoft OneDriveは、2007年にリリースされた一般的なオンラインファイル共有・同期サービスです。Microsoft Office 365製品と深く連携しており、5GBの無料ストレージを提供しています。個人データを安全に保管しながら、チームや組織とどこからでも共同作業が可能です。
iCloud写真とOneDriveを併用している場合、iCloud写真をOneDriveに同期することができます。この簡単な操作で、思い出の写真や動画に二重のセキュリティ保護を付加可能。両サービスで同じ写真にアクセスできるようになります。本ガイドでは、iCloud写真とOneDriveを安全に同期する2つの方法を、ステップバイステップで詳しく解説します。
「2つの方法」iCloud写真とOneDriveを自動に同期する
以下でご紹介する方法は、いずれも自動同期を実現する製品を利用します。お好みの方法を選び、簡単にiCloud写真とOneDriveの同期を設定できます。
方法1:MultCloudでiCloud写真をOneDriveにリアルタイム同期「おすすめ」
この方法は、以下の条件に当てはまる方に特におすすめです:
- ローカルストレージの空き容量が少ない
- カメラアップロードが機能しない
- Wi-Fiやモバイルデータ通信量を節約したい
- Androidやデスクトップ端末でiCloud写真とOneDriveを普段から利用している
必要なのは、プロフェッショナルなクラウド間同期サービス「MultCloud」だけです。この信頼性の高いサードパーティ製クラウドファイルマネージャーは、洗練されたWebインターフェースと使いやすいiOS/Androidアプリを提供しています。1か所で全てのクラウドを管理でき、データ損失のリスクなくクラウド間の同期が可能です。
MultCloudの主な機能:
- 30以上の主要クラウドサービス対応:iCloud写真、OneDrive、Googleドライブ、Dropbox、iCloudドライブ、Googleフォト、MEGA、MediaFire、pCloud、Wasabi、Amazon S3、Shared Drive、Box、Box for Businessなど
- 10種類の同期モード:GoogleドライブからownCloudへ、リアルタイム同期、双方向同期、一方向同期、ミラー同期、移動同期、フル同期、増分同期などの多様な同期が可能
- 強力な管理機能:クラウド間の移行、コピー、バックアップなど、iCloud写真とOneDrive間の転送を柔軟に実行
- カスタマイズ可能な設定:スケジュール設定、フィルタリング、通知機能など、便利な設定オプションを完備
以下の手順で、iCloud写真とOneDriveを同期することが簡単にできます。
ステップ 1:MultCloudの公式サイトにアクセスし、無料のアカウントを作成して登録します。
ステップ 2:「クラウドを追加」をクリックして、iCloud写真アイコンを選択してApple IDでログインし、二段階認証を完了します。同様の手順でOneDrive、またはOneDrive for Businessを追加します。
ステップ 3:「クラウド同期」ページに移動し、同期元としてiCloud写真の写真/動画/アルバムを選択して、同期先としてOneDrive、または指定フォルダを選択します。
ステップ 4:デフォルトの同期モードは一方向の「シンプル同期」ですが、継続的な同期を有効にするために「リアタイム同期」への切り替えを推奨します。また、「オプション」から他の同期モードを選択することも可能です。設定後、「今すぐ同期」をクリックすると、MultCloudが自動的にiCloud写真をOneDriveと同期します。
- ★ベーシック同期内のオプションで有料版は以下の同期モード利用可能です:
- ミラー同期:ソースとターゲットのファイルを完全一致(ターゲット側の余分なファイルは削除)
- 移動同期:同期完了後、ソースディレクトリの同期済みファイルを全て削除
- 累積同期:ソース側でファイルを削除しても、ターゲット側の同じファイルは保持
- 更新同期:ソースの追加/変更ファイルを転送前に、ターゲットの全ファイルを削除
- 増分同期:毎回同期時にターゲット側にサブディレクトリを作成し、ソースの追加/変更ファイルのみ転送
- フル同期:毎回同期時にサブディレクトリを作成し、ソースの全ファイルを転送
ヒント:
- 無料アカウントでも毎月5GBの転送容量を利用できます。5GBでは足りない場合、有料プランにアップグレードすると、100GB~無制限の転送容量を手に入れます。また、クラウド間の超高速転送が可能です。
- 「スケジュール」設定で特定の日時に自動同期可能です。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
方法2:iPhoneのカメラアップロードでiCloud写真とOneDriveを同期
基本的な方法は、iCloud写真のダウンロード機能とOneDriveモバイルアプリの「カメラアップロード」機能を組み合わせて使用します。これにより、iCloudとOneDrive間の連携を実現できます。
ただし、この方法には以下のデメリットがあります:
- iCloud写真をOneDriveにアップロードする前に、一度端末のローカルストレージにダウンロードする必要があるため、十分な空き容量が必要です。
- 同期中はWi-Fiに接続しておくことを推奨します。大量のモバイルデータ通信が発生する可能性があるためです。
ステップ 1:iOSデバイスの「写真」設定を開き、「iCloud写真」を有効にします。
ステップ 2:「オリジナルをダウンロード」を選択し、iCloud写真がフル解像度で端末に保存されるようにします。
ステップ 3:OneDriveアプリを開き、左上のアカウントアイコンをタップします。
ステップ 4:「設定」で「カメラアップロード」を開きます。
ステップ 5:OneDriveアカウントの「カメラアップロード」を有効にし、必要なオプションを選択します。これにより、iCloud写真が自動的にOneDriveに同期されます。
iCloud写真のOneDrive同期を停止する方法:
同期を停止したい場合は、iCloud写真またはOneDriveの設定で同期機能を無効にしてください。
「カメラアップロード」が機能しない場合の対処法:
大量の写真をアップロード中に、iOSが省電力モードになり、アップロードに時間がかかることがあります。この問題を解決するには、ネットワークやデバイスの影響を受けない上記のMultCloudでiCloud写真をOneDriveに同期することをおすすめします。
「普通の方法」iCloud写真とOneDriveを手動に同期する
iCloud写真とOneDriveの間で少数の写真や動画のみを同期したい場合、iCloudとOneDriveのWebサイトを使用して手動で行うことができます。この方法では、ブラウザからiCloud写真をダウンロードし、OneDriveにアップロードします。
ステップ 1:ブラウザでiCloudにログインし、「写真」フォルダを開きます。
ステップ 2:OneDriveに同期したい写真を選択し、右上の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ステップ 3:新しいブラウザウィンドウでOneDriveのWebサイトを開き、ログインします。
ステップ 4:「アップロード」ボタンをクリックし、ポップアップウィンドウからダウンロードしたiCloud写真を選択します。最後に「開く」をクリックすれば、iCloud写真がOneDriveにアップロードされます。
この方法は大量のファイル転送時に時間がかかり、ネットワーク速度の影響を受けやすくて、クラウド間で頻繁にデータ転送が必要な場合、操作が煩雑です。このような場合には、よりシンプルで直接的な「MultCloud」の使用がおすすめです。
まとめ
iCloud写真とOneDriveは異なるクラウドストレージサービスですが、前述の3つの方法で同期すれば、OneDriveからiCloud写真にアクセスできるようになります。これにより、他のOneDriveユーザーと簡単に写真を共有できます。
さらに、MultCloudは優れたクラウド間バックアップサービスでもあり、「クラウドバックアップ」機能で、iCloud写真をOneDriveや他のクラウドにワンクリックでバックアップ可能で、各バックアップタスクの最大1000バージョンを保存します。復元や削除も可能です。クラウド間のデータ管理を効率化したい場合、MultCloudの活用がおすすめです。
よくある質問
1.OneDriveは同期した方がいいですか?
ファイルをOneDriveと同期しておけば、万が一削除や紛失、ファイルの閲覧や編集ができない状況になったとしても、OneDrive上で最新の状態で保存されているので安心です。
2.iCloudの写真を消すとiPhoneの写真も消えますか?
iCloudで写真を削除すると、同期しているiPhoneなどのデバイスからも同じ写真が削除されます。iCloud写真がオンになっている場合、iPhoneで写真を削除すると、iCloudからも削除されるため、注意が必要です。
3.OneDriveの同期の注意点は何ですか?
OneDriveの同期機能を使用する際の主な注意点として、まず、同期するファイル量に注意し、容量を圧迫させないようにすること、次に、セキュリティポリシーに配慮し、機密情報の同期を避けること、そして、競合が発生した際の対処法を知っておくことが挙げられます。
4.OneDriveの同期を解除したらファイルは消えますか?
OneDriveとの同期を解除しても、OneDriveに保存されているファイル自体は削除されません。しかし、パソコンのエクスプローラーからはそのファイルが参照や編集できなくなります。同期を解除する前に、必要なファイルはローカルにダウンロードしておくと安心です。もし興味があれば、『OneDriveからファイルを削除せずに簡単に同期を解除する方法』この文章を読んでください。
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