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OneDriveで双方向同期は可能なのか?

OneDrive双方向同期(別名:OneDriveバイディレクショナル同期)とは、クラウド同期モードの一種で、OneDriveがインターネットに接続されている限り、一方のファイルに加えた変更が別の保存先にあるファイルにも反映される仕組みです。通常、この同期タスクはOneDriveクラウドとローカルデバイス間で行われます。ただし場合によっては、2つのOneDriveアカウント間、またはOneDrive for Businessアカウント間でも双方向同期が可能です。

双方向同期
双方向同期

「OneDriveとハードドライブで双方向同期を行い、片方で変更があった場合にもう片方にも自動的に反映させる方法はありますか? 手動で変更ファイルを一つずつOneDriveやハードドライブに追加するのは面倒です。OneDriveの同期は双方向なのでしょうか?」

前述の通り、OneDriveは元々双方向同期機能を備えているため、このような同期が可能です。さらに、無料のWebベースクラウドファイルマネージャーを利用すれば、異なるOneDriveアカウント間での双方向同期や一方向同期も簡単に実現できます。

ここでは、Windows 11/10/8/7でOneDriveを双方向同期する2つの効果的な方法をご紹介します。1つはローカルデバイスとクラウド間の同期方法です。この方法はパソコンにOneDriveデスクトップアプリをダウンロードしてインストールする必要があります。もう1つはブラウザでMultCloudウェブサイトを開くだけで2つのOneDriveアカウント間の同期方法です。

方法1:MultCloudでOneDriveを双方向同期「おすすめ」

複数のOneDriveアカウントや他のブランドのクラウドアカウントをお持ちの場合、「MultCloud」この優れたマルチクラウドストレージ管理ツールが大いに役立ちます。OneDrive個人用とOneDriveビジネス用の間の双方向同期だけでなく、他のアカウント間の同期も実現できます。これにより、クラウドに保存されたファイルを安全にバックアップ・保護できると同時に、最高のクラウドファイル管理体験を得ることができます。

MultCloud
MultCloud

主な機能は以下です:

  • 「クラウド同期」や「クラウド転送」クラウドファイルを同期転送・バックアップします。
  • 複数のクラウドストレージサービスを1つのインターフェースで管理します(アップロード・ダウンロード・コピー・切り取り・プレビュー・名前変更・リモートアップロード)。
  • 「公開共有」、「非公開共有」、「ソース共有」でクラウドファイルを直接共有します。
  • サブアカウント作成により異なるブランドのクラウド間でチーム協働を実現します。

それでは、手順を紹介します。

ステップ 1:MultCloudの公式サイトにアクセスし、アカウントの作成と登録を行います。

MultCloudにログイン
MultCloudにログイン

ステップ 2:「クラウドを追加」をクリック後、OneDriveのアイコンを選択し、MultCloudにOneDriveアカウントを追加します。

OneDriveを追加
OneDriveを追加

ヒント:MultCloudは追加可能なクラウド数の制限がなく、30以上の主要クラウドストレージサービスに対応しています。ステップ 2を繰り返せば、他のクラウドアカウントも無料で追加可能です。また、複数のアカウントを明確に区別するため、「OneDrive」と「OneDrive1」のように名前を付けることが推奨されます。

ステップ 3:「クラウド同期」ページで同期元として、1つ目のOneDriveアカウント(またはその中のファイル/フォルダ)を選択し、同期先として、別のOneDriveアカウントまたは他のクラウドアカウントを指定します。

複数のOneDriveアカウント間で同期
複数のOneDriveアカウント間で同期

ステップ 4:画面中央の「双方向同期に切り替る」をクリックし、双方向同期モードに切り替えます。

ヒント:

  • MultCloudは10種類の同期モードを提供しており、目的に応じて選択可能です。
  • 無料ユーザー向けはリアルタイム同期、双方向同期、一方向同期(シンプル同期)などの同期モードを選択することができます。
オプション
オプション
★ベーシック同期内のオプションで有料版は以下の同期モード利用可能です:
ミラー同期:ソースとターゲットのファイルを完全一致(ターゲット側の余分なファイルは削除)
移動同期:同期完了後、ソースディレクトリの同期済みファイルを全て削除
累積同期:ソース側でファイルを削除しても、ターゲット側の同じファイルは保持
更新同期:ソースの追加/変更ファイルを転送前に、ターゲットの全ファイルを削除
増分同期:毎回同期時にターゲット側にサブディレクトリを作成し、ソースの追加/変更ファイルのみ転送
フル同期:毎回同期時にサブディレクトリを作成し、ソースの全ファイルを転送

ステップ 5:「今すぐ同期」をクリックすると、OneDrive間の双方向同期が実行されます。

ヒント:

  • ブラウザやデバイスは、MultCloudで同期タスクを作成した後で閉じても問題ありません。MultCloudはバックグラウンドでタスクを実行できます。
  • タスクが完了したらすぐに通知を受け取りたい場合は、MultCloudにメール通知を送信させる設定が可能です。
  • 特定の拡張子のファイルを無視したり、同期対象を限定したりしたい場合は、タスク開始前に「フィルタ」を設定してください。

logo

  • クラウド転送:クラウド間で大量のファイルを転送可能です。スケジュール設定やファイルフィルター機能を利用して効率的に管理できます。
  • チーム転送:ビジネス向けクラウドアカウント間で、対応するユーザーリストを使用してデータを移行できます。
  • クラウドバックアップ:オフライン機能を備えたクラウド間のバックアップが可能です。便利なバックアップバージョン管理でデータを安全に保管できます。
  • リモートアップロード:オンラインファイルのリンクをMultCloudに入力するだけで、直接クラウドに保存可能。
  • メールからPDFへ:メールをPDFに変換し、添付ファイル付きでローカルまたはクラウドに保存できます。

方法2:OneDriveデスクトップアプリでOneDriveを双方向同期

サードパーティツールを使用したくない場合は、このローカルデバイスとクラウド間の同期方法を試してください。

ステップ 1:PCにOneDriveデスクトップアプリをダウンロードしてインストールし、Microsoftアカウントでサインインします。

OneDriveにログイン
OneDriveにログイン

ヒント:Windows 10/11の場合、OneDriveは既にインストールされています。

ステップ 2:パソコン上のOneDriveフォルダの保存場所を確認し、「次へ」をクリックします。「場所の変更」をクリックすれば、別の場所に移動することも可能です。

場所の変更
場所の変更

ステップ 3:タスクバーのOneDriveアイコンをダブルクリックしてPC上のOneDriveフォルダを開きます。次に、フォルダを右クリックし、ドロップダウンメニューから「このデバイス上で常に保持する」を選択します。

このデバイス上で常に保持
このデバイス上で常に保持する

これで設定は完了です。PC上のOneDriveフォルダ内のファイル、またはOneDriveクラウド上のファイルに変更を加えると、インターネットに接続された瞬間に自動的に双方向で同期されます。

まとめ

以上でご説明したように、OneDriveの双方向同期は非常に簡単に設定できます。デスクトップアプリをインストールする方法も、MultCloudのウェブサイトを利用する方法も、どちらもシンプルな手順で完了します。特にWindows 10/11ユーザーの場合は最初からアプリがインストールされているので、すぐに使い始められるのが便利です。設定後は、ローカルのOneDriveフォルダとクラウド上のデータが自動的に同期されるため、インターネット接続環境さえあれば、どこからでも最新のファイルにアクセス可能です。

さらにMultCloudを活用すれば、複数のOneDriveアカウント間でのファイル転送も「クラウド転送」機能で簡単に行えます。このように、OneDriveとMultCloudを組み合わせることで、ファイル管理の柔軟性と効率性が大幅に向上します。データのバックアップやデバイス間の同期が必要な方にとって、これほど便利なツールはないでしょう。ぜひこれらの機能を活用して、よりスマートなファイル管理を実現してください。

よくある質問

1.OneDriveの同期の注意点は何ですか?

OneDriveの同期に関する注意点は、主に容量の管理、セキュリティリスク、同期設定の見直し、そして同期解除時の注意点です。これらの点に注意することで、OneDriveをより安全かつ効率的に利用できます。

2.OneDriveの同期を解除したらファイルは消えますか?

OneDriveの同期を解除すると、パソコンとOneDrive間のファイル同期は停止しますが、ファイルが消えるわけではありません。ただし、ファイルオンデマンドが有効な場合、同期を解除すると、ローカルに保存されていないファイルは、OneDrive上からのみアクセス可能になり、PCからは参照できなくなります

3.OneDriveの双方向同期ができないのはなぜですか?

OneDriveの双方向同期ができない場合、いくつかの原因と対処法が考えられます。まず、OneDriveのアプリやインターネット接続が正常に動作しているか確認し、同期が停止されていないか、容量が不足していないかを確認しましょう。それでも解決しない場合は、同期設定の修復や、ファイル名やパスの長さを確認したり、ショートカットを削除したり、Officeの同期設定をオフにしたり、といった対処法を試してみてください

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