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なぜDropboxからAmazonクラウドドライブに転送するのか?
DropboxとAmazon Drive(別名Amazonクラウドドライブ)は、多くのユーザーを抱える人気のクラウドサービスです。どちらも無料で利用でき、より多くの無料ストレージを確保するために、両方を同時に利用しているユーザーも少なくありません。
しかし、Dropboxは無料版では2GBという限られたストレージしか提供していないため、すぐに容量が埋まってしまうことがあります。一方、Amazonドライブは5GBまでの無料画像ストレージを提供しており、より大容量を必要とするユーザーには良い代替案となるでしょう。
さらに、Amazonクラウドドライブは超高速なアップロード・ダウンロード速度を誇ります。Amazon Primeアカウントを持っていれば、写真に関しては無制限のストレージが利用可能です。このような場合、ユーザーはDropboxからAmazon Driveに写真を移行したくなるかもしれません。
そこで問題となるのが、「どうやってDropboxからAmazonクラウドドライブにデータを移行するか?」です。もし同じニーズをお持ちなら、この記事がお役に立てるでしょう。
「2つの方法」DropboxからAmazonクラウドドライブへ簡単に転送
以下のセクションでは、2つの解決方法を紹介します。ご自身の好みに合わせて選択してください。
方法1:デスクトップアプリでDropboxからAmazon Driveにファイルを転送
ステップ 1:DropboxとAmazon Drive(Amazon DriveのデスクトップアプリはAmazon Photos)のデスクトップアプリをそれぞれダウンロードしてインストールします。インストール後、DropboxはコンピュータディスクとしてデータをPCに保存します。
ステップ 2:Amazon Photosを開き、メイン画面の「参照」をクリックして、Dropbox内でAmazon Driveにアップロードしたいコンテンツを選択します。
方法2:WebプラットフォームでDropboxからAmazon Driveにファイルを転送
ステップ 1:Dropboxアカウントにサインインします。
ステップ 2:すべてのファイルを選択し、「ダウンロード」アイコンをクリックしてローカルPCにダウンロードします。
ステップ 3:Amazon Driveアカウントにサインインします。
ステップ 4:「アップロード」アイコンをクリックし、ファイルやフォルダをAmazon Driveに追加します。
ヒント:zipファイルをAmazonクラウドドライブにアップロードした場合、直接開くことはできません。Amazon Drive上で閲覧したい場合は、アップロード前にファイルを解凍する必要があります。
おまけ:Dropboxから他のクラウドへ自動転送する最適な方法
Amazonクラウドドライブ以外にDropboxデータを移動したい場合、「MultCloud」を利用すれば、Amazon S3、Googleフォト、OneDrive、OneDrive for Business、MEGA、Flickr、FTP、Box、pCloudなど、他のクラウドドライブへ簡単に転送できます。
MultCloudはWebベースのアプリケーションで、Windowsエクスプローラーのようなインターフェースで複数のクラウドサービス間のファイル移動を可能にします。面倒なダウンロード&再アップロード作業なしに、Dropboxから直接他のクラウドへ移行できます。
DropboxとAmazon S3をMultCloudに接続すれば、1つのインターフェースで複数のクラウドドライブ上のファイルに安全にアクセスでき、異なるクラウド間でファイルを移動できます。MultCloudの基本的な使い方を知りたい方は、以下の詳細手順が参考になります。
ステップ 1:MultCloudはWebベースのアプリケーションです。まず公式サイトでサインアップしてください。
ステップ 2:「クラウドを追加」アイコンをクリックし、DropboxとAmazon S3をMultCloudに追加します。
ヒント:
- クラウドサービスは1つずつ追加する必要があります。複数のクラウドを追加する場合、「クラウドを追加」操作を繰り返してください。
- 追加後は、アカウントを切り替えることなく同時に操作可能です。
- 現在MultCloudはAmazon Driveのサポートを終了しています。Amazon Driveと他のクラウド間で転送が必要な場合は、別の方法をお探しください。
ステップ 3:MultCloudでは、ケースバイケースで2つの転送方法を提供しています。
方法1:「コピー先」機能でDropboxからAmazon S3に移行
MultCloudインターフェースでDropboxを開き、転送したいファイルを選択して、上にある「コピー先」をクリックしてから転送先としてAmazon S3を指定します。そして「はい」をクリックして転送を完了します。
ヒント:同じページで、Dropboxのコピーしたいファイルやフォルダを選択し、上にある「コピー」をクリックして、Amazon S3のフォルダを開いてから上にある「貼り付け」をクリックし、選択したデータがAmazon S3に保存こともできます。
方法2:「クラウド転送」機能でDropboxからAmazon S3に移行
フォルダやストレージ全体を移動したい場合は、この方法を利用できます。「クラウド転送」アイコンをクリックし、転送元としてDropbox、転送先としてAmazon S3を選択します。その後、「今すぐ転送」ボタンをクリックしてタスクを完了します。
ヒント:
- タスクを有効にする前に、「スケジュール」で自動的にコンテンツを転送する時間を設定することも可能です。
- 「フィルタ」機能を使用すると、特定のファイルのみを転送できます。
- クラウド転送:クラウド間で大量のファイルを転送可能です。スケジュール設定やファイルフィルター機能を利用して効率的に管理できます。
- チーム転送:ビジネス向けクラウドアカウント間で、対応するユーザーリストを使用してデータを移行できます。
- クラウド同期:ワンクリックでクラウド間のデータを同期可能です。リアルタイム同期やシンプル同期などの4つの基本モードに加え、6つの高度な一方向同期モード(サブスクライバーのみ利用可)を選択できます。
- クラウドバックアップ:オフライン機能を備えたクラウド間のバックアップが可能です。便利なバックアップバージョン管理でデータを安全に保管できます。
- リモートアップロード:オンラインファイルのリンクをMultCloudに入力するだけで、直接クラウドに保存可能。
- メールからPDFへ:メールをPDFに変換し、添付ファイル付きでローカルまたはクラウドに保存できます。
まとめ
DropboxからAmazonクラウドドライブへのファイル転送には、デスクトップアプリを利用する方法とWebプラットフォームを使う方法の2つの簡単な解決策があります。特に大量のデータを移行したい場合や効率的に作業を進めたい場合には、MultCloudを活用するのがおすすめです。
MultCloudを使えば、DropboxからAmazon S3をはじめとする様々なクラウドストレージへの転送が可能なだけでなく、クラウド間の同期やバックアップも簡単に行えます。複数のクラウドサービスを活用している方にとって、データ管理を一元化できるMultCloudは非常に便利なツールと言えるでしょう。データ移行の際には、ご自身のニーズに合った方法を選択してください。
よくある質問
1.Dropboxの欠点は何ですか?
Dropboxは大容量のファイルも簡単に共有できる一方、フォルダ整理やファイルの検索に手間がかかるデメリットもあります。また、社内で共有するファイルには、業務に関するノウハウやナレッジが多く含まれているため、即アクセスできないと業務に生かせません。
2.なぜAmazon Driveが終了するのですか?
当社はAmazon Photosの取り組みに集中して、お客様に写真およびビデオのストレージ専用のソリューションを提供することにいたしました。
3.Amazon PhotosとAmazon Driveの違いは何ですか?
Amazon Photosは、写真やビデオを保存できるクラウドストレージサービスです。Amazon Driveは、一般的なファイル形式に対応しているクラウドストレージサービスです。アルバムのアップロード、ダウンロード、表示、編集、作成や、写真やビデオの共有ができます。
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