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ユーザーケース:DropboxからEgnyteへ移行する方法は?
ユーザーケース
当社はEgnyteへの切り替えを予定しています。Dropbox内のファイルをEgnyteに転送する方法は?従来のアップロード・ダウンロード方式は時間と手間がかかります。より良い方法はありませんか?
- Redditからの質問
なぜDropboxからEgnyteに移行する必要があるのか?
IT産業の発展に伴い、企業がクラウドストレージサービスを利用してデータを保存することは一般的になりました。クラウドストレージサービスを活用すれば、従業員はいつでもどこでもファイルにアクセスでき、仕事やプライベートのニーズに合わせてモバイルデバイスを迅速に活用できます。DropboxもEgnyteも優れたクラウドストレージサービスですが、どちらが企業ユーザーに適しているかといえば、前述のユーザーニーズが答えを示しているでしょう。
Dropboxは、ファイルやフォルダをクラウド上に保存・共有できる、世界中で広く利用されているクラウドストレージサービスです。
Egnyteは、企業向けのクラウドベースのファイル共有および同期ソフトウェアです。主に、ファイルの安全性、同期、共有、共同作業を容易にするためのツールを提供しています。
従業員や会社の所在地が分散している状況でも、Egnyteはユーザーが簡単に情報にアクセス・共有できるサービスを提供します。Egnyteの「File Sharing」を利用すれば、IT管理が行き届いた環境で、従業員が簡単にファイルのアクセス・共有・同期を行えます。また、以下の理由があります:
- Dropboxと同じ使いやすさ、ただしセキュリティとプライバシーのリスクなし
- ユーザー、データ、デバイスに対する管理と可視性
- 詳細なアクセス権限で安全な共有フォルダを実現
Egnyteを利用すれば、消費者向けクラウドソリューションと同じ使いやすさを保ちつつ、セキュリティとプライバシーを損なわない企業向けソリューションを提供します。たとえ従業員のデバイスが紛失・盗難に遭った場合でも、細かな権限設定と多層セキュリティにより、会社のファイルが外部に漏れることを防ぎます。
では、ダウンロードせずにDropboxのデータをEgnyteに移行するにはどうすればいいですか?マルチクラウドストレージ管理ツール「MultCloud」が、そのニーズに最適なソリューションです。
「2つの方法」MultCloudでDropboxからEgnyteへ自動的に移行
普通のダウンロードとアップロード操作とは異なり、クラウドサービス管理マネージャー「MultCloud」を使えば、複数のウィンドウを開かずに1つのプラットフォームでクラウド間のファイル転送が可能です。Dropboxからコンテンツをいったんダウンロードし、再度Egnyteにアップロードする手間が不要なため、大幅な時間短縮につながります。すべてはMultCloudのWebサイト上で完結します。
MultCloudを選ぶ理由:
- 操作の簡単さ:直感的で分かりやすいインターフェースで、初心者でも簡単に操作可能です。
- Webベース:アプリのインストールが不要です。ブラウザ上ですぐに利用できます。
- 直接転送:ダウンロードとアップロードなしで、クラウド間の直接データ移行をサポートします。
- 自動転送:大量データの一括自動転送に対応します。
- 安全安心:MultCloudは仲介役として機能し、ユーザーのクラウドアカウント情報やパスワードを一切保存しません。
これから、MultCloudでDropboxからEgnyteへ自動的に移行する2つの方法を説明します。
方法1:「クラウド転送」でDropboxからEgnyteに移行
MultCloudの「クラウド転送」機能は、クラウドストレージサービス間でファイルをすばやく移動、転送することができます。以下は詳細な手順です。
ステップ 1:MultCloudの公式ページにアクセスし、希望のメールアドレスとパスワードを入力後無料のアカウントを作成します。
ヒント:また、Google/Facebook/Appleアカウントで直接にログインもできます。
ステップ 2:MultCloudの管理画面にログイン後、「クラウドを追加」をクリックします。まずDropboxを選択し、表示される手順に従ってMultCloudへのアクセス権限を許可します。同様の方法でEgnyteアカウントも追加します。
Note:SharePointアカウントも追加可能です。MultCloudを使えば、EgnyteからSharePointへの移行も簡単に設定できます。
ステップ 3:「クラウド転送」を選択し、転送元でDropboxを、転送先でEgnyteを選択します。「今すぐ転送」ボタンをクリックすると移行タスクを開始します。
ヒント:
- 転送タスク開始後はページを閉じても問題ありません。MultCloudがバックグラウンドで処理を続行します。
- 「オプション」で転送モードの設定、ファイルのフィルタリング、メール通知の有効化が可能です。
- 「スケジュール」を使えば、自動転送タスクのスケジュール設定が可能です。
方法2:「コピー先」でDropboxからEgnyteに移行
「クラウド転送」機能とは異なり、「コピー先」機能には追加設定はありませんが、Dropboxのデータを複数のターゲットディレクトリに同時に移行できるのが特徴です。
ステップ 1:MultCloudでDropboxドライブアカウントを開きます。
ステップ 2:移行したいファイルやフォルダーにチェックを入れます。
ステップ 3:上部の機能バーから「コピー先」をクリックし、ポップアップウィンドウでEgnyteアカウントを選択します。また、複数選択にチェックを入れて、一度の操作で複数のデータをEgnyteアカウントや他のクラウドサービスを同時に移行先として指定できます。
ステップ 4:「はい」をクリックします。
ヒント:同じページで、Dropboxのコピーしたいファイルを選択し、上にある「コピー」をクリックして、Egnyteのフォルダを開いてから上にある「貼り付け」をクリックし、選択したファイル/フォルダがEgnyteに保存こともできます。
DropboxからEgnyte移行以外のMultCloudの活用方法
MultCloudは、DropboxからEgnyteへのデータ移行だけでなく、以下のようなユーザーニーズにも対応できます。
方法1:Dropbox BusinessからEgnyteへの移行
EgnyteとDropbox Businessの管理者で、両社のビジネス向けクラウド間でデータを移行したい場合にも、MultCloudの「クラウド転送」機能が役立ちます。事前に通常のDropboxと同様の追加手順でDropbox BusinessアカウントをMultCloudに追加して、「クラウド転送」を選択して、それ以降の操作手順は上記の説明と同じです。
方法2:DropboxとEgnyteの同期
ソースとなるDropboxクラウドドライブの内容が変更された場合、転送元と転送先のクラウドドライブの内容を同じ状態に保つためには、再度上記の操作を行う必要があります。そうすると、「DropboxとEgnyteを常に同じ状態に保つにはどうすればよいか」、あるいは「自動的にコンテンツを同期する方法はないか」と疑問に思われるかもしれません。
MultCloudの「クラウド同期」機能を使えば、クラウドストレージアカウント間の同期が可能です。さらに、リアルタイム同期、ミラー同期、移動同期、増分同期などの10種類のカスタマイズオプションが用意されており、あなたの同期ニーズにぴったり合った設定が選択できます。
手順もとても簡単です。まずDropboxとEgnyteをMultCloudに追加して、「クラウド同期」をクリックし、同期元でDropboxを、同期先でEgnyteを指定して、自分のニーズに応じる同期モードを設定してから「今すぐ同期」をクリックするとDropboxとEgnyteを同期できます。
- ★ベーシック同期内のオプションで有料版は以下の同期モード利用可能です:
- ミラー同期:ソースとターゲットのファイルを完全一致(ターゲット側の余分なファイルは削除)
- 移動同期:同期完了後、ソースディレクトリの同期済みファイルを全て削除
- 累積同期:ソース側でファイルを削除しても、ターゲット側の同じファイルは保持
- 更新同期:ソースの追加/変更ファイルを転送前に、ターゲットの全ファイルを削除
- 増分同期:毎回同期時にターゲット側にサブディレクトリを作成し、ソースの追加/変更ファイルのみ転送
- フル同期:毎回同期時にサブディレクトリを作成し、ソースの全ファイルを転送
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
まとめ
MultCloudを活用すれば、DropboxからEgnyteへのデータ移行をシームレスに実現できます。従来のダウンロードとアップロード方式とは異なり、直接的なクラウド間転送が可能で、時間と手間を大幅に削減。単純なファイル転送には「コピー先」や「クラウド転送」、より高度な同期ニーズには「クラウド同期」、さらにtorrentリンク経由でDropboxに直接ダウンロードには「リモートアップロード」と、多様なユースケースに対応。
特に企業ユーザーにとって重要なセキュリティ面も担保され、Dropbox Businessアカウントの移行にも対応可能です。操作も直感的で、Webベースのインターフェースによりどこからでもアクセス可能です。クラウドストレージの効率的な管理と移行を実現するMultCloudは、現代のビジネス環境に最適なソリューションと言えるでしょう。
よくある質問
1.Dropboxのデメリットは何ですか?
Dropboxの主なデメリットは、無料版ではストレージ容量が少ない、有料プランが比較的高い、インターネット回線速度の影響を受けやすい、ファイル更新が面倒、ファイルへのアクセス性が悪い、ファイル以外の情報管理が難しいなどがあります。
2.Egnyteは日本語に対応しますか?
Egnyteは直接に日本語に対応していません。しかし、Google Helpによると、EgnyteのUIやシステムメッセージは日本語で表示できます。
3.Dropboxの容量オーバーするとどうなりますか?
Dropboxストレージの上限を超えると、データが削除される可能性があります。この場合、空き容量を確保してプラン上限を下回るよう、最新のデータを削除した旨の通知が届きます。削除を防ぐには、プラン上限に合わせてファイルを管理するか、上位プランにアップグレードしてストレージを追加することをご検討ください。
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