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Google共有ドライブをSharePoint Onlineに移行できるのか?
Google共有ドライブはチーム協働に特化したストレージ領域で、メンバー間でのファイル共有・管理を効率化します。また、共有ドライブとSharePoint Onlineは、オンラインファイル共有ストレージサービスを通じてチームコラボレーションを強化できるという点で似ています。
しかし、SharePoint OnlineとGoogle Workspace共有ドライブの間には重要な違いがあります。クラウドストレージ、ファイル管理、コラボレーションアプリの互換性などが主な相違点です。これらの違いにより、共有ドライブからSharePoint Onlineへの移行が複雑になる可能性があります。
中小企業だけでなく大企業にとっても、共有ドライブからSharePoint Onlineへのファイル移行は混乱を招く作業になり得ます。もし共有ドライブから共有フォルダをSharePointライブラリに移行したい場合は、以下のステップバイステップの手順に従ってください。
「2つの方法」Google共有ドライブをSharePoint Onlineに移行
Google共有ドライブからSharePointへ共有フォルダを移行するには、単純に共有ドライブからファイルをダウンロードし、手動でSharePoint Onlineにアップロードする方法があります。しかし、データ量が多く、ネットワークやローカルストレージ経由での移行が困難な場合は、MultCloudなどの専門的なクラウド間移行ツールを利用すれば、Google共有ドライブからSharePointOnlineへのデータ移行を迅速かつ簡単に行えます。
ヒント:共有ドライブのファイルをSharePoint Onlineに転送する前に、両クラウドの管理者アカウントを持っているか、または共有ドライブとSharePointサイトの編集権限を持っている必要があります。
方法1:ワンクリックでGoogle共有ドライブからSharePoint Onlineへ移行【おすすめ】
共有ドライブからSharePointへ手動でファイルを転送する代わりに、無料で信頼性の高いWebベースのマルチクラウドストレージ管理ツール「MultCloud」を使用すれば、ダウンロードやアップロードなしで、わずか1クリックであるクラウドから別のクラウドのデータ移行が可能です。
なぜMultCloudでGoogle共有フォルダをSharePoint Onlineに移行するのですか?以下の利点をご確認ください:
- クラウド間のワンクリックデータ移行:「クラウド転送」「チーム転送」「クラウド同期」「クラウドバックアップ」機能により、クラウド間でシームレスにデータを転送、同期、バックアップできます。
- 超高速転送速度:MultCloudは業界トップクラスのデータ転送速度を提供し、ローカルネットワークに依存せず、大量のデータ移動にかかる時間と手間を大幅に削減します。
- スケジュール機能:自動実行する転送・同期・バックアップタスクを設定可能。定期的なクラウド間データ同期に最適です。
- 個人・ビジネス向け30+クラウドサービス対応:Googleドライブ、共有ドライブ、共有アイテム、Google Workspace、OneDrive for Business、SharePoint、FTP、Dropbox Business、Box、MEGA、Amazon S3、Wasabi、WebDAVなど、主要クラウドストレージを無料で追加可能です。
- 全OSからクラウドファイルに即アクセス:インターネット接続とブラウザがあれば、あらゆるデバイスからクラウドファイルにアクセス可能です。
- 強固なセキュリティ:OAuth認証システムでクラウドと安全に接続し、転送時には256ビットAES暗号化を適用します。
以下のガイドに従って、「クラウド転送」でGoogle共有ドライブからSharePointへの移行を完了しましょう。
ステップ 1:MultCloudアカウントの作成。MultCloud公式サイトでアカウントを作成し、ログインします。Facebook、Google、またはAppleアカウントでログインすることも可能です。
ステップ 2:クラウドストレージの追加。「クラウドを追加」ボタンをクリックし「共有ドライブ」を選択し、ポップアップウィンドウの指示に従って共有ドライブを追加します。同様の方法で、移行先の「SharePoint Online」も追加します。
ヒント:MultCloudでは「Google Workspace」はGoogle Workspaceアカウントの「マイドライブ」を指すため、必ず「共有ドライブ」を選択してください。
ステップ 3:転送設定。「クラウド転送」をクリックします。転送元としてGoogle共有ドライブ内のファイルを選択し、転送先としてSharePoint Onlineのドキュメントライブラリを指定します。
ステップ 4:移行の開始。「今すぐ転送」ボタンをクリックすると、共有ドライブからSharePointへのファイル転送が開始されます。
Tips:
- MultCloudの有料プランを利用すると、超高速転送速度と大容量データ転送が可能になります。さらに、スケジュール機能やフィルター機能など、すべてのプレミアム機能が使用可能です。
- 「オプション」で「転送が完了すると、全てのソースファイルを削除します。」を選択すると、SharePointへの完全な移行後に共有ドライブのストレージを自動的に解放できます。
- 「スケジュール」では、毎日、毎週、毎月の自動実行を設定可能です。定期的なデータ同期に最適です。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
方法2:手動でGoogle共有ドライブからSharePoint Onlineへ移行
ステップ 1:Google Workspaceアカウントでログインします。移動したいファイルが入っている共有ドライブを開きます。
ステップ 2:SharePointに転送させたい共有ファイルをすべて選択します。選択したファイルを右クリックし、ドロップダウンメニューから「ダウンロード」を選択します。
ステップ 3:共有ドライブのファイルがZIP形式でダウンロードされます。WindowsのエクスプローラーまたはMacのFinderでダウンロードしたZIPファイルを解凍します
ステップ 4:SharePoint Onlineにログインします。ファイルを転送させたいSharePointサイト内のドキュメントライブラリを選択します。
ステップ 5: エクスプローラー/Finderから解凍したファイルを選択します。選択したファイルをSharePoint Onlineのドキュメントライブラリにドラッグやドロップします。
制限事項:この方法ではダウンロードとアップロードの両方の処理が必要です。また、転送時間はインターネット回線の速度とデータ量に依存します。特に大量のデータを転送する場合、予想以上に時間がかかる可能性がありますから、大容量データの転送にはMultCloudを使用するには最もおすすめの方法です。
まとめ
この記事でご紹介した方法の中から、Google共有ドライブからの共有フォルダSharePointへ効率的に移行する最適な方法をお選びいただけます。MultCloudを利用する場合、ダウンロード/アップロード作業が不要となるため、Google Workspace共有ドライブからSharePointへの移行を最も時間効率よく行うことが可能です。
さらに、Google Workspaceアカウント間で相互移行の場合、MultCloudの「チーム転送」機能を使えば、Google Workspaceアカウント間のファイル転送も簡単に行えます。この機能では、転送元と転送先を自動的に紐付けできるため、チーム単位でのクラウド間移行が可能です。
よくある質問
1.Google共有ドライブの制限は?
最大5TBのファイルをアップロードまたは同期できます。サイズの上限を超えてアップロードできるのは、上限を超えた最初のファイルのみです。
750GBを超えるファイルはコピーできません。ファイルをダウンロードしてアップロードしてください。
2.Google共有で編集できないのはなぜですか?
Googleスプレッドシートは、共有するだけでは共有先の相手が編集できません。共有相手のアクセス権限は、デフォルトだと閲覧者となっているからです。そのため、アクセス権限を変更せずにリンクだけ共有してしまうと、元の所有者しか編集できません。
3.SharePointでファイル移動の上限は?
ファイルの合計サイズは100GB以下です。
4.共有ドライブと共有フォルダの違いは何ですか?
共有ドライブと共有アイテムは、混同されがちですが、異なる機能です。共有アイテムは、他社のマイドライブから共有されたフォルダやファイルを指します。一方で、共有ドライブは、チームでファイルを共有するためのドライブであり、共有設定が楽です。
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