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GoogleドライブとEgnyteについて
GoogleドライブとEgnyteはどちらも有名なクラウドストレージサービスで、強力なファイル保存・共有・共同作業機能を提供しています。Googleドライブは、Google Workspaceとのシームレスな連携が可能な、シンプルで使いやすいソリューションを求めるユーザーに適しています。
一方Egnyteは、セキュリティ、コンプライアンス、カスタマイズ機能に重点を置き、ビジネス向けに設計されています。両方のアカウントをお持ちの場合、GoogleドライブからEgnyteへのデータ移行は一般的な操作と言えるでしょう。
しかし、これら2つのクラウドサービスは異なるプラットフォームであり、公式サイトから直接GoogleドライブとEgnyte間でファイルを移動する方法は提供されていません。では、どうすればGoogle DriveからEgnyteに直接かつ迅速にファイルを転送できるのでしょうか?まず、以下に両サービスの主な違いをご確認ください。
GoogleドライブとEgnyteの違い
Google DriveとEgnyteの主な違いをすべて確認するには、以下の比較表をご覧ください。
機能 | Googleドライブ | Egnyte |
---|---|---|
ストレージ容量 | 15GB~5TB | 5TB~無制限 |
コラボレーション | リアルタイム編集、コメント、バージョン履歴 | セキュリティ重視の類似機能 |
ファイル共有 | リンク/メール経由で簡単共有 | カスタマイズ可能な権限設定付きセキュア共有 |
セキュリティ | 暗号化(保存時/転送時)、高度な共有制御 | コンプライアンス対応を含む強化機能 |
価格 | 無料(基本版)、有料プラン¥290/月~ | ストレージ/機能に応じたカスタム料金 |
最大ファイルサイズ | 1MB~10GB | 100GB |
ランサムウェア検知 | - | ○ |
管理者制御 | ○ | ○ |
多要素認証 | ○ | ○ |
重複ファイル削除 | - | ○ |
無料トライアル | 14日間 | 15日間 |
ファイルバージョン | 最大30日/100バージョン | 最大100バージョン |
対応プラットフォーム | Windows/MacOS/iOS/Android | Windows/MacOS/iOS/Android |
オンプレミスストレージ連携 | - | ○ |
この比較表から、Google DriveとEgnyteのどちらが優れているかがわかります。ビジネス向けのシームレスなコラボレーションでは、Egnyteの方がはるかに適しています。その理由は、より大容量のストレージオプション、アップロード時の大きなファイルサイズ制限、災害復旧機能、そしてGoogleドライブと比べて優れたファイル管理機能を提供しているためです。では、GoogleドライブからEgnyteに直接データを移行する方法とは何ですか?次のガイドをご確認ください。
GoogleドライブからEgnyteにの最適な無料移行ツール - MultCloud
GoogleドライブからEgnyteへの移行を効率的に行うには、マルチクラウドストレージ管理ツール「MultCloud」の使用が強くおすすめです。
この簡単なクラウドデータ移行ツールには、以下のような利点があります。
- クラウド間でファイルを直接移動できるため、手動でのダウンロードやアップロードが不要です。
- Google Drive、Dropbox、OneDrive、MEGA、MediaFire、Egnyte、Box、Box for Business、Amazon S3、Wasabi、pCloud、iCloudドライブ、iCloudフォト、Google Workspace、共有ドライブ、共有フォルダ、OneDrive for Business、Dropbox Business、FTP、NAS、MySQLなどの30以上の主要クラウドサービスに対応しています。
- GoogleドライブからEgnyteへの移行に加え、クラウドバックアップ、クラウド転送、クラウド同期、コピー、共有など、柔軟な方法を提供します。
- 状況に応じて、GoogleドライブからEgnyteへすべてのデータまたは選択した項目のみを移行できます(逆方向も可能)。
このツールを使えば、手間をかけずにスムーズにデータ移行が行えます。
「3つの方法」MultCloudでGoogleドライブからEgnyteに高速移行する方法
GoogleドライブからEgnyteへ効率的に移行する方法として、MultCloudの「クラウド転送」、「コピー先」と「クラウド同期」の3つの方法をご紹介します。以下の手順をご確認ください。
方法1:「クラウド転送」でGoogleドライブの全データをEgnyteに移行
まずは「クラウド転送」の操作手順です:
ステップ 1:MultCloudの無料アカウントを作成し、ダッシュボードにログインします。
ステップ 2:左メニューから「クラウドを追加」をクリックし、Google Driveを選択して接続します。同様の手順でEgnyteも追加します。
ヒント:Egnyteを追加するには、ドメイン、キー、シークレットの入力が必要です。これらを取得するには、Egnyte開発者ポータルにログインし、アプリを作成して設定を行います。
ステップ 3:「クラウド転送」を選択し、Googleドライブを転送元、Egnyteを転送先として設定します。
ヒント:
- Google Driveの容量が不足している場合、「オプション」で「転送が完了すると、全てのソースファイルを削除」を設定すると、転送後に元ファイルを自動削除できます。
- 「Eメール」を有効にすると、転送完了時にメールで通知を受け取れます。
- 「スケジュール」で毎日、毎週、毎月の自動転送を設定可能です。また、「フィルタ」で転送するファイル形式を選択可能です(プレミアムプラン限定機能)。
ステップ 4:「今すぐ転送」をクリックし、Googleドライブの全データをEgnyteに直接転送します。
この方法は、BoxからEgnyteへの移行や、他のクラウドストレージ間の転送にも利用できます。
方法2:「コピー先」でGoogleドライブの全データをEgnyteに移行
「クラウド転送」機能とは異なり、「コピー先」機能には追加設定はありませんが、Googleドライブのデータを複数のターゲットディレクトリに同時に移行できるのが特徴です。
ステップ 1:MultCloudでGoogleドライブアカウントを開きます。
ステップ 2:移行したいファイルやフォルダーにチェックを入れます。
ステップ 3:上部の機能バーから「コピー先」をクリックし、ポップアップウィンドウでEgnyteのアカウントを選択します。また、複数選択にチェックを入れて、一度の操作で複数のデータを別のアカウントを同時に移行先として指定できます。「はい」をクリックします。
ヒント:同じページで、Googleドライブのコピーしたいファイルを選択し、上にある「コピー」をクリックして、Egnyteのフォルダを開いてから上にある「貼り付け」をクリックし、選択したファイル/フォルダがEgnyteに保存こともできます。
方法3:GoogleドライブとEgnyteをリアルタイム同期
GoogleドライブとEgnyteを常に完全同期(同一内容)させたい場合、「リアルタイム同期」が最適な選択肢です。手順は以下の通りです:
ステップ 1:「クラウドを追加」でGoogleドライブとEgnyteを追加後、「クラウド同期」>「リアルタイム同期」を選択します。
ステップ 2:Google Driveを同期元、Egnyteを同期先として設定します。
ステップ 3:「今すぐ同期」ボタンを押すと、Google DriveとEgnyteのリアルタイム同期が開始されます。
ヒント:
- デフォルトでは一方向同期です。双方向同期に切り替えるには、「双方向同期に切り替る」をクリックします。また、「オプション」でほかの同期モードを選択することができます。
- 有料プランにアップグレードすると、10種類以上の同期モードが利用可能です。各モードの違いについては以下の内容をご覧ください。
- ★ベーシック同期内のオプションで有料版は以下の同期モード利用可能です:
- ミラー同期:ソースとターゲットのファイルを完全一致(ターゲット側の余分なファイルは削除)
- 移動同期:同期完了後、ソースディレクトリの同期済みファイルを全て削除
- 累積同期:ソース側でファイルを削除しても、ターゲット側の同じファイルは保持
- 更新同期:ソースの追加/変更ファイルを転送前に、ターゲットの全ファイルを削除
- 増分同期:毎回同期時にターゲット側にサブディレクトリを作成し、ソースの追加/変更ファイルのみ転送
- フル同期:毎回同期時にサブディレクトリを作成し、ソースの全ファイルを転送
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
まとめ
ここまで読めば、公式サイトに直接的な方法がなくても、GoogleドライブからEgnyteへ直接移行する方法を習得されたことでしょう。幸いなことに、サードパーティ製のクラウドファイル管理ツール「MultCloud」が強力な解決策を提供しており、ダウンロードやアップロードをすることなくクラウド間でファイルを移動可能にしています。ご自身のニーズに合った適切な方法で、Google DriveからEgnyteへのファイル転送を実行してください。
さらにMultCloudでは、「チーム転送」でビジネスクラウドアカウント間でのサブアカウント一括移行、複数のメールのPDF化、リンクからのリモートアップロード、ウェブページのPDF化など、多様な高度な機能も利用可能です。これらの便利な機能をぜひ探索してお楽しみください。
よくある質問
1.Googleドライブの欠点は何ですか?
Googleドライブには、ファイルが増えると目的の情報へアクセスしづらくなるというデメリットがあります。
2.Egnyteのメリットは何ですか?
Egnyteの主なメリットは、ファイル共有・同期を安全かつ効率的に行えることです。特に、企業環境でのコラボレーションを強化し、データの保護と管理を容易にする点が強みです。また、Google Cloudとの連携で、セキュリティをさらに強化し、データガバナンスを遵守することも可能になります。
3.GoogleドライブからEgnyteに移行できないのはなぜですか?
GoogleドライブからEgnyteに移行できない主な原因は、ファイルの種類、サイズ、そして権限の不足など、様々な要因が考えられます。具体的には、Egnyteがサポートしていないファイル形式、大きなファイル、大量のファイル、そしてGoogleドライブからEgnyteへの移行権限が不足しているなどが挙げられます。
MultCloudがサポートするクラウド
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Google Drive
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Google Workspace
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OneDrive
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OneDrive for Business
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SharePoint
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Dropbox
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Dropbox Business
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MEGA
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Google Photos
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iCloud Photos
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FTP
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box
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box for Business
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pCloud
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Baidu
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Flickr
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HiDrive
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Yandex
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NAS
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WebDAV
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MediaFire
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iCloud Drive
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WEB.DE
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Evernote
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Amazon S3
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Wasabi
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ownCloud
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MySQL
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Egnyte
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Putio
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ADrive
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SugarSync
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Backblaze
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CloudMe
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MyDrive
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Cubby