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他のクラウドからIDriveにデータを移行できるのか?
IDriveはオンラインバックアップサービスを提供しており、パソコンやスマートフォンなどのデバイスからクラウドへデータを保存できます。「IDriveに手動でファイルをアップロードできる?」 はい、可能です。さらに、自動バックアップも継続的に実行されるため、ファイルは常に最新の状態でサーバー上に更新され、最新版を失う心配がありません。
このため、デバイスを紛失したり、破損・盗難に遭った場合でも、簡単にファイルにアクセスできます。IDriveは強力な暗号化によるセキュリティと、1つのアカウントで複数デバイスのバックアップが可能な点が特徴です。
しかし、クラウドストレージ間のデータ移行がユーザーにとって面倒な場合があります。多くのクラウドプロバイダーは閉鎖的なエコシステムを採用しており、データ形式が他のサービスと互換性がないため、直接の移行が難しいのです。この記事では、他のクラウドからIDriveへファイルを転送する方法を解説します。
他のクラウドからIDriveへのデータ移行方法
このセクションでは、2つの簡単な方法を紹介します。1つは「ダウンロードとアップロード方式」、もう1つは「サードパーティサービス利用法」です。それぞれのメリット・デメリット・おすすめ度を比較しているので、ご自身のニーズに合った方法を選べます。
メリット | デメリット | おすすめ度 | |
---|---|---|---|
ダウンロードとアップロード | 操作が簡単・無料 | 時間がかかる・手間がかかる | 😘中 |
MultCloud | 手動操作不要で直接転送 | IDrive e2に対応 | 😍高 |
オプション1:「効率的」MultCloudを使用してOneDriveからIDriveに移行
IDrive e2(Amazon S3 APIを基盤としたサービス)を使用している場合、他のクラウドからIDrive e2へファイルを転送する際には、より効率的なクラウドファイル管理ツール「MultCloud」の利用がおすすめです。
MultCloudは人気のクラウドストレージ管理サービスで、IDrive e2をはじめ、Googleドライブ、iCloud写真、Googleフォト、iCloudドライブ、Dropbox、OneDrive、Amazon S3、SharePoint、MEGAなど、30以上のクラウドストレージを連携可能です。
MultCloudを使用すれば、OneDriveからのファイルダウンロード、Dropboxへのドキュメントアップロード、Googleフォトでの写真共有など、各クラウドサービスの基本機能を一元的に操作可能です。さらに特筆すべきは、ローカル端末を経由せずに直接クラウド間でファイル転送が可能な点です。
MultCloudの「クラウド転送」機能には以下のような優れた特徴があります:
- ✨手作業不要の直接転送:ダウンロードとアップロード方式と異なり、MultCloudではローカルコンピュータを介さずにクラウド間で直接ファイル移行が可能。すべてWeb上で転送プロセスを完結できます。
- 🎉簡単なクラウド間同期・バックアップ:単なるファイル転送だけでなく、業界トップクラスの速度でクラウドサービス間のデータバックアップや同期が可能。例えばGoogle DriveとIcedriveの同期なども簡単に実行できます。
- 🎋スマートな転送タイプ:完全転送・部分転送・オフライン転送・自動転送など、多様な転送方法を用意。様々なニーズに合わせて最適な転送方法を選択できます。
面倒な手間なしで他のクラウドからIDrive e2にデータを移行できますか?もちろん可能です!MultCloudを使った簡単な移行手順をご紹介します。
「クラウド転送」でOneDriveからIDriveに転送
ステップ 1:MultCloudのアカウントをお持ちでない場合は、メールアドレスで新規登録します。またはGoogle/Facebook/Appleアカウントでログインできます。
ステップ 2:左メニューの「クラウドを追加」を選択します。OneDriveアイコンをクリックし手、画面の指示に従いMultCloudへのアクセスを許可します。同じ方法でIDrive e2を追加します。
ヒント:IDrive e2アクセスキーの取得方法
IDrive e2にログインして、画面上部の「Create Access Key」をクリックし、必要な設定を入力して「Create Access Key」をクリックして作成します。
作成後、画面右下に黄色のポップアップが表示されます。このキーをダウンロードまたはコピーして、指定の欄に貼り付けます。
無料プランではパブリックバケットは利用できません。
ステップ 3:左メニューの「クラウド転送」を選択し、転送元としてOneDrive、転送先としてIDrive e2のバケットを選択します。「今すぐ転送」ボタンをクリックして転送を開始します。
- ★ヒント:
- MultCloudでは自動転送タスクの作成も簡単にできます。「スケジュール」ボタンをタップすれば、特定の時間・毎日・毎週・毎月の4種類のスマートなスケジュール設定が可能です。
- 完全なデータ転送を行いたい場合は、転送元としてクラウドサービス全体を選択するだけで完了します。
- 部分的な転送の場合は「オプション」ボタンから「フィルタ」機能を有効にし、特定の拡張子を持つファイルを素早く選別できます。
「コピー先」でOneDriveからIDriveに転送
「クラウド転送」機能とは異なり、「コピー先」機能には追加設定はありませんが、OneDriveのデータを複数のターゲットディレクトリに同時に移行できるのが特徴です。
ステップ 1:MultCloudでOneDriveドライブアカウントを開きます。
ステップ 2:移行したいファイルやフォルダーにチェックを入れます。
ステップ 3:上部の機能バーから「コピー先」をクリックし、ポップアップウィンドウでIDrive e2アカウントを選択します。
ステップ 4:「はい」をクリックします。
ヒント:同じページで、コピーしたいファイルを選択し、上にある「コピー」をクリックして、IDrive e2のフォルダを開いてから上にある「貼り付け」をクリックし、選択したファイル/フォルダがIDrive e2に保存こともできます。
このようにMultCloudはクラウド間のファイル移行を直接かつ効率的に実現するソリューションを提供しています。同様の手順で、DropboxからSharePointへのデータ転送も可能で、必要なのは転送元と転送先のディレクトリを再選択するだけです。
さらにMultCloudはクラウドドライブ間のバックアップと同期も簡単に行えます。「クラウド転送」機能と同様に、オフライン・自動・完全・部分的なバックアップ/同期タスクを業界トップクラスの速度で実行可能です。「クラウドバックアップ」や「クラウド同期」に切り替えるだけで、複数のクラウドドライブ間で最速かつ最も簡単なデータバックアップと同期を実現できます。
加えて、MultCloudはさまざまなメールサービスの管理・整理機能も提供しています。現在、PDF形式でのダウンロード・コピー・削除などの操作を簡単に行え、「メール移行」機能を使えば添付ファイル付きのメールをOneDriveなどのクラウドに簡単に保存することが可能です。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
オプション2:「一般的」ダウンロードとアップロードしてOneDriveからIDriveに移行
他のクラウドからIDriveへデータを移行するのに、ダウンロードとアップロードの方法は使えるのでしょうか?はい、可能です!ここではOneDriveを例に、具体的な手順をご説明します。基本的な流れは、OneDriveからファイルをダウンロードし、それを手動でIDriveにアップロードするというものです。詳細な手順は以下の通りです:
ステップ 1:WebブラウザでOneDriveにサインインし、移行したいファイルを選択します。
ステップ 2:対象のファイルを右クリックし、「ダウンロード」を選択します。
ステップ 3:IDriveのWebインターフェースにアクセスし、「Upload File」ボタンをクリックして、先ほどダウンロードしたファイルを指定します。または、ファイルを直接IDriveの画面にドラッグとドロップする方法も利用できます。
この方法は、転送するファイルが少数の場合に推奨されます。ファイル数が多いと時間がかかるため、安定したインターネット接続が必須です。接続が不安定だと、ダウンロードやアップロードの途中で停止する可能性があります。
まとめ
クラウドストレージ間のデータ移行には、主に2つの方法があります。1つ目は「ダウンロードとアップロード」の手動方式で、OneDriveなどのサービスから直接ファイルをダウンロードし、IDriveにアップロードするシンプルな方法です。小規模なデータ移行に向いていますが、ファイル数が多い場合には手間がかかるのが難点です。
2つ目はMultCloudを活用した自動転送方式で、IDrive e2を含む30以上のクラウドサービス間で、ローカル端末を経由せず直接データを移行できます。スケジュール転送やフィルタリング機能、自動同期など多彩なオプションがあり、大容量のデータ移行にも最適です。さらにクラウドバックアップやメール移行機能も備えており、総合的なクラウドデータ管理が可能です。
データの規模や頻度に応じて、適切な移行方法を選択することで、効率的かつ安全にクラウド間のデータ移行が行えます。特に業務用途で大量のデータを扱う場合には、MultCloudのような専門ツールの利用が時間と手間の節約につながります。
よくある質問
1.IDriveは日本語に対応しますか?
残念ですが、IDriveは日本での市場ニーズは高くないため、現在は英語版のみ提供しています。
2.OneDriveとIDriveの違いは何ですか?
OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドストレージサービスであり、IDriveは独立所有のクラウドバックアッププロバイダーです。
3.IDriveは無料で使えますか?
IDriveは10GBのストレージ容量を備えた無料版を提供しています。このバージョンへの登録にはクレジットカードは必要ありません。
4.IDriveクラウドストレージの制限はどれくらいですか?
個人利用の場合は、無料の基本プラン(5GB)と年間サブスクリプション(1TB)のストレージ容量からお選びいただけます。ビジネス利用の場合は、250GBから12TBまでの大容量プランをご用意しています。
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