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ユーザーケース:BackblazeとGoogleドライブ、どのように違うのでしょうか?
ユーザーケース
Backblazeは「クラウドバックアップ」、Googleドライブは「クラウドストレージ」と位置づけられています。私の場合、無料の15GBを利用しているGoogleドライブは、クラウド上のハードドライブのように感じます。一方、Backblazeはハードディスクのイメージをバックアップするサービスのようです。
Backblazeの記事を読んでみましたが、まだ理解できません。
BackblazeはGoogleドライブと同じなのでしょうか?それとも単にイメージバックアップを行い、そこからファイルを復元するだけなのでしょうか?
- Redditからの質問
BackblazeとGoogleドライブ:概要比較
Backblazeは、クラウドストレージおよびバックアップサービス分野の主要プレイヤーであり、個人や企業向けに信頼性が高くコスト効率の良いソリューションを提供しています。シンプルで無制限のバックアッププランで知られ、重要なファイルやドキュメントを保護するためのパソコン向けの自動継続バックアップ機能を備え、クラウド上での安全なデータ保存と復元を実現しています。
Googleドライブは、クラウドストレージとコラボレーションのための広く利用されているプラットフォームです。ユーザーは、ファイルやドキュメント、マルチメディアコンテンツをクラウド上で安全に保存・共有できます。Google Workspaceアプリ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど)とシームレスに連携しており、多様な生産性ツールを提供しています。
どちらのクラウドサービスも実用的でスマートな選択肢です。この記事では、無料ストレージ容量、料金プラン、機能性の観点から、BackblazeとGoogle Driveの詳細な違いを解説します。読み終える頃には、ご自身のニーズに最適なクラウドソリューションを選べるようになるでしょう。
BackblazeとGoogleドライブ:無料ストレージ容量比較
Backblaze(別名B2クラウドストレージ)は、ユーザーに10GBの無料ストレージ容量を提供し、ファイルやデータを安全に保存できます。無料プランでは、1ファイルあたりの最大サイズは5GBに制限されています。
有料アカウントでは、さらに無制限のストレージ容量が提供され、大容量のデータを必要とする個人や企業のニーズに対応しています。この柔軟なストレージオプションにより、Backblaze/B2クラウドストレージは多様なユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
一方、Googleドライブはより寛大な15GBの無料ストレージ容量を提供しています。ユーザーは写真、動画、ドキュメント、音楽ファイルなどをクラウドにアップロードでき、友人や同僚と簡単に素早く共有することが可能です。
- ★主な違い:
- 無料容量:Googleドライブ(15GB)> Backblaze(10GB)
- ファイルサイズ制限:Backblazeは無料プランで5GBまで
- 有料プラン:Backblazeは無制限ストレージを提供
BackblazeとGoogleドライブ:料金プラン比較
Backblazeは、用途やユーザーのニーズに合わせたさまざまな料金プランを提供しています。個人利用でも複数ユーザーでも、一律月額9ドル(¥1,292)、年間99ドル(¥14,207)、または2年189ドル(¥27,123)で利用可能です。この料金体系により、異なる要件を持つユーザーでも柔軟かつ手頃な価格で利用できます。
一方、Googleドライブは、検証済みの料金体系を持ち、多様なユーザーの好みや使用シナリオに対応した明確なプランを提供しています。これにより、ユーザーはストレージや共同作業のニーズに最適なプランを選択できるよう、信頼性の高い情報を参照できます。
月単位:
年単位:
- ★主な違い:
- 価格設定:Backblazeはシンプルな定額制、Googleドライブは容量ベースの段階制
- コストパフォーマンス:大容量が必要な場合Backblazeが有利、小容量ならGoogleドライブが安価
- 柔軟性:Googleドライブは使用量に応じた細かいプラン選択が可能
BackblazeとGoogleドライブ:機能比較
前述のとおり、Backblazeはクラウドバックアップソリューションとして機能し、ローカルデバイスからのデータバックアップや、データ損失時のオンラインバックアップを提供します。ビジネスデータや個人の思い出など、Macやパソコンで簡単に利用できる安全なバックアップソリューションです。
このソリューションは柔軟性が高く、1台のコンピュータを保護する場合でも、数千台のバックアップを管理する場合でも、簡単にカスタマイズできます。
一方、Googleドライブは主にクラウドコラボレーションサービスとして機能し、同僚や友人とのファイル・ドキュメント管理を容易にします。例えば、Googleドライブで簡単にファイルリクエストを作成したり、他のユーザーとファイルを共有したりできます。
- ★主な違い:
- 主目的:Backblazeの主な機能ははデータ保護と復元で、Googleドライブはファイル共有と共同作業
- 適した用途:Backblazeはバックアップが最優先のケース、Googleドライブはチームでの作業効率化が必要なケース
- 特徴機能:Backblazeは自動バックアップ/復元できて、Googleドライブはリアルタイム共同編集/共有リンクできる
おまけ:GoogleドライブをBackblazeに簡単にバックアップする方法
これまで、BackblazeとGoogle Driveの詳細な比較をご紹介してきました。ご自身のニーズに合わせて、適切なクラウドサービスを選ぶことができます。データバックアップが目的であればBackblazeが最適ですし、オンラインでの共同作業を重視するならGoogleドライブが優れています。実は、この2つのクラウドストレージを両方活用することも可能です。特に、Googleドライブのファイルをさらに保護したい場合、Backblazeにバックアップすることでセキュリティを強化できます。
では、Googleドライブのファイルを簡単かつ迅速にBackblazeにバックアップするにはどうすればよいでしょうか?その答えは、「MultCloud」です。MultCloudは、Webベースのクラウドファイル管理ツールで、複数のクラウドストレージを一括管理できます。これを使えば、GoogleドライブからBackblazeへのバックアップをシームレスに実行できます。
現在、MultCloudはGoogleドライブ、Dropbox、MEGA、OneDrive、SharePoint、Backblaze、Amazon S3、iCloudドライブ、iCloud写真、Googleフォト、Dropbox Business、Box、OneDrive for Businessなど、30以上の人気で便利なクラウドサービスをサポートしています。これらのクラウドアカウントを一か所で簡単に管理できます。
MultCloudを使えば、OneDriveからファイルをダウンロードしたり、Dropboxにドキュメントをアップロードしたり、Googleドライブのフォルダやファイルを共有したりすることが簡単にできます。さらに、手作業を介さずに、あるクラウドから別のクラウドへ直接ファイルをバックアップすることも可能です。以下に、詳細な利点を挙げます:
- クラウド間の直接バックアップがシームレスに可能:ダウンロードやアップロードの必要なく、MultCloudはウェブ上でクラウドドライブ間のファイルバックアップを直接行えます。大容量ファイルの場合でも、シームレスで手間のかからないプロセスが実現します。
- 自動バックアップ機能:バックアッププロセスを簡素化するため、MultCloudでは特定の時間帯や毎日、毎週、毎月といったスケジュールでバックアップタスクを設定できます。例えば、GoogleフォトからSynology NASへの自動バックアップが可能です。
- オフラインバックアップをサポート:MultCloudはクラウド間のファイルやフォルダのバックアップ時にデータトラフィックに依存します。そのため、Wi-Fi接続が切断されたり、コンピュータが突然シャットダウンしたりしても心配ありません。
- 簡単なファイル復元:MultCloudはクラウド間でデータをバックアップした後、ファイルバージョン機能を提供します。そのため、Google DriveやBackblazeでデータが失われても、MultCloudを使って簡単に復元できます(ただし、このサービスを使用してクラウド間でデータをバックアップしていることが条件です)。
以下の手順に従って、MultCloudを使用してGoogleドライブからBackblazeにバックアップを行います。
ステップ 1:MultCloudの公式ウェブサイトで無料のアカウントを作成して登録します。
ステップ 2:「クラウドを追加」に進み、Google DriveとBackblazeをそれぞれ追加します。各クラウドのアイコンをクリックし、画面の指示に従ってMultCloudにアクセス権限を付与してください。
ステップ 3:「クラウドバックアップ」に進み、バックアップ元のクラウドとしてGoogleドライブを、バックアップ先としてBackblazeを選択します。
ステップ 4:タスク実行前に、「オプション」でフィルタやメール通知の設定が可能です。また「スケジュール」で特定のバックアップ時間を設定することもできます。「今すぐバックアップ」ボタンをクリックして処理を開始します。
バックアップタスクが成功したら、各バックアップのバージョンを管理し、任意のバージョンを「復元」できます。復元先は「元の場所へ復元する」または「新しい場所に復元する」を選択可能です。以下に手順を説明します。
ステップ 1:左メニューから「タスクリスト」を選択します。
ステップ 2:タスクの三本線ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから「バージョン」を選択します。
ヒント:バージョン削除が必要ない場合は、直接「復元」を選んでもいいです。
ステップ 3:復元オプションを選択し、復元したいファイルを指定して、右下の「次へ」をクリックします。
ステップ 4:復元先の場所(元の場所へまたは新しい場所)を選択して、「復元」をクリックし、指定バージョンのデータが復元されます。
- クラウド転送:ダウンロードせずにクラウド間でファイルを自動的に転送します。
- クラウドバックアップ:別のクラウドにファイルをバックアップし、異なるバージョンで復元します。
- チーム転送:ビジネスクラウド間でサブアカウントをマッチングさせながらファイルを転送します。
- メール移行:一度に複数のメールと添付ファイルをPDFファイルとしてクラウドに移行します。
- イメージセーバー:Instagramやウェブサイト、Google検索から画像をローカルまたはクラウドに保存します。
まとめ
この記事ではBackblazeとGoogleドライブの特徴を詳しく比較し、それぞれが得意とする領域を明らかにしました。Backblazeはデータバックアップと保護に特化したサービスであり、Google Driveはファイル共有と共同作業に優れていることが分かります。どちらを選ぶかはユーザーの具体的なニーズ次第ですが、実は両サービスを組み合わせて使うことで、データの安全性と作業効率を同時に高めることが可能です。
特にMultCloudを活用すれば、異なるクラウド間のファイル移動やバックアップも簡単に行えます。データ管理の目的に応じて最適なクラウドソリューションを選択し、場合によっては複数のサービスを効果的に組み合わせることで、よりスマートなデータ活用を実現しましょう。
よくある質問
1.Googleドライブのデメリットは何ですか?
Googleドライブのデメリットは、主にセキュリティ、容量制限、共有設定のミス、データ移行の困難さ、アクセス権限の種類が少ないことなどが挙げられます。
2.Backblazeのデメリットは何ですか?
Backblazeのデメリットとして、まず、バックアップ対象がファイル単位であるため、システムイメージやブート可能なディスクの作成はできません。また、インターネット環境が必要であり、速度が遅くなる可能性があること、復旧に時間がかかること、特定のデバイス(NAS、TimeMachine、Bootcamp等)のバックアップには対応していないことなどが挙げられます。
3.Googleドライブのバックアップは必要ですか?
インターネット環境があればいつでもどこからでも利用できるGoogleドライブは、個人に限らず、ビジネスシーンでも幅広く活用されているクラウドストレージサービスです。重要なデータの損失を防ぐためにも、Googleドライブ上のデータを定期的にバックアップする必要があります。
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